民族時報 第998号(03.02.21)


【記事2】

    南側400人が陸路観光を試験実施

 バスでの金剛山陸路観光が開始

 陸路を利用した金剛山観光が十四日、試験的に行われ、南側の観光団約四百人が東海側の非武装地帯(DMZ)軍事境界線を通って金剛山に入った。南北を結ぶ道路の開通は分断後初めて。

 観光証をそれぞれ手にした観光団はこの日、南側の臨時出入国管理連絡所で手続きを経た後、バスで軍事境界線を通過した。その後、観光団は北側の北方限界線を経て、三日浦駐車場―温井里テチャンミネラルウォーター工場―長箭港に到着した。

 これに先立って、南側では同連絡所で金炯基・統一部次官や秋秉直・建設交通部次官ら政府関係者をはじめ地域住民、観光団約六百人が参席し、東海線臨時道路開通式が行われた。北側でも金剛山文化会館で陸路観光記念式が行われ、南北合同の文化行事が披露された。

 今回の観光団に朴容吉さん(八十四歳、故文益煥牧師の夫人)も同行。朴さんは「生涯を統一運動にささげて亡くなった方たちも、金剛山をどれだけ愛したか」と感慨深げに語った。

 


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