民族時報 第830号(97.9.11)

 

投稿

 

汎青学連5周年と韓総連の死守

 

李政秀(韓青同副委員長)

 

 一九九二年、板門店で南・北・海外同胞青年学生の統一運動組織である祖国統一汎民族青年学生連合(汎青学連)が結成されて、今年で五年目を迎えた。それに関連した行事が、八・一五に板門店とピョンヤンで行われ、汎青学連海外本部の代表として参加した。

 汎青学連は、結成準備の段階から一貫して、唯一の南・北・海外統一運動の求心体である汎民連の部門別組織であり、汎民連の強化という観点から取り組まれてきた。

 汎青学連の結成は、それまで南・北・海外の各地域で個別に活動してきた青年学生の統一運動組織が、共同闘争と祖国統一三大原則のもとで固く団結し、南・北・海外青年学生の新しい組織的土台を構築することで、七千万同胞の統一・愛国運動の強化、発展に大きく寄与することになった。まさに、汎青学連が結成されたことによって、汎民連は力強い先ぽう隊を持つことになったのである。

 汎青学連の五年間の歩みは、反統一勢力とのし烈な闘争の歴史であった。そのなかでかち取った最も大きな成果が、南・北・海外青年学生の三者連帯の発展である。三者連帯は民族大団結の担保であり、祖国統一運動の基本原則であるといえる。

 南・北・海外の青年学生は、汎青学連の旗のもとに相互理解と相互尊重を深め、三者合意に基づいて共同闘争を展開し、その過程で三者の感動的な出会いを実現してきた。また九五年以後は統一宣言運動や六・三共同大会(九五年)、四、五月の共同闘争、一〇・三檀君陵踏査闘争、鄭敏珠・李恵貞両南側代表の板門店帰還闘争(九六年)、汎青学連闘争宣布式(九七年)など、統一運動を八・一五期間だけの運動としてではなく、年間を通した運動として発展させ、九六年の第一回総会では、汎青学連の連邦制統一方案を確定したのである。

 南・北・海外の青年学生のこうした闘いは、分断勢力の反統一性を満天下に暴露し、南・北・海外同胞の統一熱望を高揚させるうえで、大きな役割を果たしてきた。だからこそ、外勢と反統一・ファッショ勢力は、自主統一勢力の大同団結、南・北・海外の三者連帯を何よりも恐れ、汎民連と汎青学連組織に対して激しい弾圧を集中してきたのである。とくに、金泳三政権は南北関係を最悪の事態に追い込み、民間の統一運動に対しては軍事独裁政権を上回るほどの暴力で弾圧し、とりわけ現在では、「魔女狩り」をほうふつさせるような非理性的な韓総連への破壊弾圧を繰り広げている。

 金泳三政権は、これまで統一運動を最先頭でもっとも果敢に闘ってきた韓総連を徹底的に弾圧することで、三者連帯を志向する自主統一勢力を根絶やしにし、さらには新政権の登場以後、激烈に展開されるであろう「金泳三処罰闘争」の主導勢力を今のうちにたたいておこうとしているのである。

 私たちは、こうした反統一勢力の悪らつな陰謀を粉砕し、三者連帯運動の先頭に立って闘ってきた韓総連を死守し、彼らに力強い声援を送らなければならない。いま、韓総連を死守することこそが、汎青学連五年間の成果をもとに、統一運動の生命線である三者連帯を一層強化、発展させるための最大の課題となっている。