民族時報 第830号(97.9.11)

 

記事2

 

日本各界人士―北へ食糧支援運動

 

 二年続きの水害で極度の食糧難にある北の民衆を支援するため、日本の学者、文化人、宗教家、市民団体代表ら各界の人々が八月二十五日、東京都内で「北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の民衆に食糧を送る民際運動」結成式を開き、具体的な支援運動に入った。

 民際運動には、いいだもも(作家)、翫正敏(元国会議員)、尾形憲(大学教授)、鶴見俊輔(思想家)、吉松繁氏(牧師)ら各界人士百人が発起人に名前を連ねており、具体的活動として、九月から十一月までの三か月をめどに募金活動を展開し、三百万円(コメ、トウモロコシ約百トン分)を集める計画だ。

 集めた募金は、「北の同胞にコメを送る運動在日韓国人推進委員会」(委員長=金尚龍・韓統連副議長)を通じて朝鮮政務院水害対策委員会に送ることにしている。また、農村部でコメを支援できる地域では、「朝鮮民主主義人民共和国民衆に食糧を緊急支援する石川県民の会」(正光寺・翫正敏住職)に直接連絡を取ってコメを集中し、北に輸送する考えだ。

 同事務局は募金への協力を広く呼びかけている。問い合わせは、東京都文京区本郷三丁目三八―一〇TEL03―3818―6671 FAX03―3818―3199/郵便振替=00160―8―404715(コメを送る民際運動)まで。