民族時報 第1173号(09.12.15)


【パンフレット紹介】

        『韓国の民主と人権 朝鮮半島の平和と統一を求めて』

 本パンフレットは十月四日、大阪市内で開催された「韓国の民主と人権、朝鮮半島の平和と統一を求める関西の集い」で李康實・韓国進歩連帯常任代表が講演した内容などをまとめたものだ。

 日本では朝鮮半島情勢を正しく判断する情報が圧倒的に少ない。李常任代表の講演は、鋭い分析と深い内容で、今後の連帯運動の課題を提示するものだった。

 特に李常任代表は、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の核保有について、「米国の対北敵対政策と侵略に備え、六十年という歳月を準戦時状態で生きており、核を開発したことも、最も安く、最も効果的に米国からの侵略を防ぐため」とし、「万一、北に核がなかったら、米国はイラクやアフガニスタンのように北を攻撃し、韓半島は戦場になった」と、南北の緊張状態がつづくなかで、朝鮮半島の核問題について正しい見解を表明した。

 李明博政権下での韓国社会の状況については、「二十年前の独裁時代に回帰している」と指摘し、「李政権は財閥などの富裕層を優遇する政策をとり、逆に政権に批判的な人々に対する弾圧は深刻化し、民主主義と人権が蹂躙されている」と述べ、独裁色を強める李政権に対抗して、韓日民衆の連帯と団結を強め、運動を推進していくよう訴えている。

 李常任代表は、「韓国の民主勢力は弾圧に萎縮することなく、団結してこの難関をのり越える」と語り、尊い犠牲を払いながらも独裁政権と闘い、民主化をかち取ってきた韓国民衆の歴史に裏打ちされた決意と自信を明らかにした。それは、日本で闘うすべての人々への励ましでもある。多くの人に読んでもらいたい。(A6版、32ページ、定価300円。申し込み先 ファックス06―6711―6378)。

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