民族時報 第1151号(09.01.01)


【新年あいさつ@】

    6・15、10・4宣言を固守し履行しよう

 郭東儀(六・一五共同宣言実践民族共同委員会共同委員長)

 

 新年を迎えて、国内と海外のすべての同胞と、民族時報の読者のみなさんに熱烈なあいさつを申しあげます。

 海外に暮らすわたしたちにとって、片時も忘れることができないのは祖国であり、願いは統一です。ですからわたしたちは、祖国の同胞とともに、民族共同の統一綱領である六・一五共同宣言と十・四宣言を擁護し、履行するための運動を力強く展開しています。

 六・一五統一時代が始まったときからわが民族は、六・一五共同宣言の基本精神である「わが民族同士」の旗のもとに、新たな歴史を創造してきました。

 南と北は、対話と接触、往来を活発に行い、多方面の協力を実現しながら、南北関係を不信と対決から、団結と協力の関係に発展させてきました。この過程で、切れた国の動脈ともいえる鉄道と道路を、再度連結させもしました。

 また、全民族的な統一運動の連帯組織である六・一五共同宣言実践民族共同委員会(六・一五民族共同委員会)を結成し、その主導のもとに南と北、海外がともにする民族統一大会を、南側と北側で交互に、そして盛大に開催することで、民族の統一意志を世界に誇示し、統一運動は全民族的な愛国運動へと強化され発展しました。

 このような過去には想像さえできなかった驚異的な出来事は、六・一五共同宣言と十・四宣言の正当性と強い生命力を立証するものです。

 李明博政権が民族の主体的な立場を堅持して、民族史の要求と時代精神にしたがって六・一五共同宣言と十・四宣言を尊重し、継承・履行していたならば、いまごろわが民族は、和解と団結の花が満開となり、協力が全面的に実現された自主統一と平和繁栄の全盛期を迎えていたことでしょう。

 しかし李明博大統領は、統一・愛国の道とは正反対の反統一・反民族の道を歩いています。

 李大統領は南北共同宣言を公然と否定しながら、北側に対しては対決を政策化して、南北関係を破局に追い込んでいます。李政権が対北政策として打ち出した「非核・開放・三〇〇〇」とは、ブッシュ米大統領も執ように試み、結局は失敗に帰した吸収統一政策であり、これは、南北共同宣言はもちろん、南北関係の基本である相互尊重の原則に完全に背くものです。

 李政権はまた、公安統治を復活させ、自主と民主、平和と統一、生存権のための正義の闘いを行った実践連帯、進歩連帯をはじめとする進歩的な団体と各界人士を、「親北左派」のレッテルをはり過酷に弾圧しています。これは六・一五統一時代の成果とともに、民主化の 成果さえもすべて抹殺し、韓国社会を反政府無風地帯にして、分断独裁時代を再現しようとするものです。

 李政権のこのような無謀な策動はただちに中止されるべきです。六・一五共同宣言と十・四宣言は必ずや守られ、履行されなければなりません。南北共同宣言を固守・履行するためには、何よりも国と民族を愛し、平和と統一を望むすべての人びとが憤然と立ちあがり、李政権の南北共同宣言の抹殺策動を阻止・破たんさせる闘争を頑強に展開しなければなりません。

 二つの南北共同宣言が明らかにしているとおり、祖国統一問題をわが民族の意志と利益にそって実現しようとするなら、全民族が「わが民族同士」の理念のもとに、固く団結すべきです。団結は力であり、勝利の土台です。すべての同胞がひとつになり、固く団結してはじめて、李政権の反民族的で反統一的な対決政策と外勢の干渉を断固として排撃し、南北共同宣言の履行を力強く推進することができます。

全民族の協力と団結を強化するにあたって重要なことは、六・一五民族共同委員会を強化することです。統一を望むすべての団体と人士は、六・一五民族共同委員会に総網羅されなければなりません。

 六・一五共同宣言と十・四宣言に基づいて自主統一、平和繁栄の新しい時代を開こうとするすべての同胞の決意は強固です。「わが民族同士」の旗を高く掲げて、祖国統一運動をより一層力強く前進させていきましょう。


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