民族時報 第1151号(09.01.01)


【記事4】

    重油支援の継続、中ロが相次ぎ表明

 北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が核計画の検証で合意しない限り、六者協議の参加国が重油支援を中断するとした十二月十二日の米国の表明について、中国外務省の劉建超・報道局長は十六日、「六者協議首席代表会合が終了してから、各国がああだこうだと見解や主張を明らかにしている」と述べ、米政府の発言を否定した。劉局長は、十一日に発表された議長声明に明記された、寧辺核施設の無能力化と北朝鮮に対する重油百万トン相当の経済・エネルギー支援を同時に進めていく「同時行動原則」こそが、正式な合意事項だとした。

 米国の表明については、ロシア首席代表のボロダフキン外務次官が十三日、「ロシアは重油支援の遅延にも中断にも同意などはしていない」と明らかにしている。

 韓国外交通商省の文太暎・報道官は十五日、「ロシアは重油五万トンの提供を推進中で、中国は一月末までに九万九千トンを完了する計画だ」と指摘。重油五万五千トン相当分の割り当てが残る自国の対応については「状況を見ながら検討する」と説明した。


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