民族時報 第1141号(08.08.01)


【トップ記事】在日青年学生 韓統連宣伝次長が講演 共同宣言の固守・実践も

    キャンドルデモ支持で集い

 在日韓国青年同盟(韓青、文世賢委員長)と在日本朝鮮青年同盟(朝青、崔成英委員長)、在日本朝鮮留学生同盟(留学同、朴東浩委員長)は十九日、都内の男女平等センターで「六・一五共同宣言、十・四宣言の固守・実践!南部祖国の青年学生と同胞らの正義のキャンドルデモを支持し、連帯する在日同胞青年学生代表らの集い」を開き、在日同胞青年学生ら約百人が参加した。集いでは、韓国でのキャンドルデモの映像上映後、韓統連の李政秀宣伝局次長が韓国の状況をめぐる情勢講演をおこない、続いて主催者あいさつ、各団体からの討論、声明が発表され、参加者全体で確認された。(三面に関連記事)

 集いの冒頭、国民的な広がりを見せるキャンドルデモと警察による強硬弾圧の映像が上映された。その後、韓統連の李政秀宣伝局次長が情勢講演を行い、キャンドルデモをめぐる韓国の状況について報告した。李次長は講演の中で、これまでのキャンドルデモの経過について振り返りながら、今回の闘争の特徴と意味、とりわけ、李明博大統領によるBSEの危険がある米国産牛肉の全面輸入開放の電撃発表をきっかけに広がったキャンドルデモの背景には、「李大統領の富裕層や人脈重視の内閣人事、富裕層や大企業優先の経済政策、公共事業の民営化や朝鮮半島の大運河計画といった国政全般に対する国民的批判と、これまでの南北和解政策を否定するような独善的でごう慢な政策に対する国民の怒りがあり、BSE問題をきっかけに国民世論が爆発した」と強調した。また、「キャンドルデモの対峙(じ)状況は現在も続いており、海外の地からもキャンドルデモに対する支持と声援を送り、李明博政権に対して『米国との戦略的同盟関係』ではなく、六・一五共同宣言と十・四宣言を支持、固守、履行することを求めなければならない」と訴えた。

 講演後、崔成英朝青委員長が主催者あいさつを行い、続いて各団体からの討論が行われた。韓青の朴明哲文教部長は、「李明博政権に反対する運動に幅広い世代が参加している」とし、キャンドルの炎は南側だけでなく海外各地にも広がっていると指摘、これからも「キャンドルデモを支持、声援するための活動を活発に展開していく」と語った。

 最後に、文世賢韓青中央委員長が「南部祖国にともるろうそくの灯とともに自主統一の時代を切り開こう!」という題目の声明を朗読、発表した。声明では、李明博政権の対米従属と事大主義を批判しながら、@李明博政権に対し、六・一五共同宣言の支持表明と十・四宣言の誠実な履行を要求、A李明博政権のキャンドルデモに対する強硬弾圧と不当連行に抗議、B韓国の愛国市民と海外各地でともるキャンドルと連携して、ともに闘う決意を明らかにするとし、参加者全体の拍手で確認された。

 参加者らは、在日同胞青年学生も南部祖国の青年学生らと連帯して闘っていく決意をこめたシュプレヒコールをあげ、集いを終えた。


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