民族時報 第1119号(07.08.15)


【記事5】

    小田実氏の葬儀に常任顧問らが参列

 作家・評論家で市民運動家の小田実氏の葬儀が四日午後、東京都青山葬儀所でおこなわれ、遺族と友人、知人ら約八百人が故人に別れをつげた。葬儀には韓統連から郭東儀常任顧問と宋世一事務総長が参列した。

 葬儀では哲学者の鶴見俊輔・葬儀委員長をはじめ、各界の人士が弔辞を述べ、故人の人柄を偲びながら、その業績を称えた。また、韓国から高銀詩人の詩と金大中前大統領の弔辞が紹介されるなど、国内外から哀悼のメッセージが多数寄せられ、故人の国際的な知己の広がりと活躍をほうふつとさせた。葬儀後、有志らが近くの公園まで追悼のデモをした。

 小田実氏は韓国民主化連帯運動に積極的に参与し、大きく寄与した。特に、一九七六年八月の「韓国問題緊急国際会議」と一九八一年五月の「韓国民主化支援緊急世界大会」(ASKOD)では事務局長をつとめるなど、常に発言だけでなく行動を通じて、自らの思想と信念を実践した。

 小田実氏は三十日、胃がんのため東京都中央区の病院で逝去した。享年七十五歳。


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