民族時報 第1119号(07.08.15)


【記事4】遺族と市民団体 捕虜交換を要求

    アフガン人質事件、政府と米国に非難の声

 アフガニスタンで韓国人らが拉致されて二十日以上になるにもかかわらず、韓国政府がこれといった解決案を出せずにいるなかで、米国の責任を問う声が一層高まっている。

 四日夜、ソウル光化門の駐韓米大使館近くの韓国通信社前で市民社会団体の会員、学生、市民ら約四百人は「犠牲者追慕とアフガニスタン占領終息、捕虜交換要求受け入れ、軍事作戦反対キャンドル追悼集会」を開いた。(関連記事は三面)

 参加者らは、拉致事態の解決に効果的に対応できていない韓国政府と、「タリバーンの捕虜釈放」という鍵を握っているにもかかわらず、これに一切応じようとしない米国を強く批判した。

 この日まで駐韓米大使館前で三日間のハンストを行ってきた韓国進歩連帯(準)の韓相烈・共同準備委員長は「保守勢力は、われわれと合同作戦に乗り出して国民の生命を助けなければならないのに、反米をうんぬんしている」と批判した。

 同じように米大使館前でハンストを行っている民主労働党の金恩辰・最高委員は「米―アフガン首脳会談で、米国が軍事作戦などの強硬姿勢を示すなら、国民とともに最後まで闘争する」と明らかにした。 参加者らは集会を終えて鍾路までデモ行進した。

 一方、五日と六日、米国で行われた、米・アフガン首脳会談で両首脳は、タリバーンによる韓国人人質事件で、人質解放に見返りを与えないことを明らかにした。これに反発するタリバーンが人質をさらに殺害するとの憂慮が高まっている。


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