民族時報 第1119号(07.08.15)


【トップ記事】28日―30日にピョンヤンで/統一の新たな局面開く/韓統連が歓迎声明 日本に朝鮮政策の是正促す

    第2回南北首脳会談開催へ

 南北は八日午前十時、盧武鉉大統領が二十八日から三十日までピョンヤンを訪問し、金正日国防委員長と第二回南北首脳会談を開催することで合意したと、同時発表した。今回の会談は金大中前大統領の訪朝以来七年ぶりとなる。南北は五日に採択した合意書で、今回の会談が「歴史的な六・一五共同宣言とわが民族同士の精神を土台に、南北関係をより高い関係に拡大発展させ、朝鮮半島の平和と民族共同の繁栄と祖国統一の新たな局面を開いていくうえで重大な意義がある」と明らかにした。韓統連は同日、「第二回南北首脳会談の開催を、南北海外の全同胞、平和を愛するすべての人びととともに、熱烈に歓迎する」との声明を発表した。(関連記事は別掲)

 南側政府はこの日、大統領府で白鍾天・大統領府安保室長、金萬福・国情院長、李在禎・統一部長官が会見して、第二回南北首脳会談開催合意に関する経過説明と、今後の予定を明らかにした。北側も朝鮮中央通信が南北合意書を明らかにした。

 

 白室長は今回の合意に関して、政府は首脳会談開催の必要性を一貫して強調してきたとし、これに最近北側が呼応することで五日、第二回南北首脳会談開催に合意したと明らかにした。この日午前七時から盧大統領主宰で開いた国家安全保障会議で、今回の首脳会談が本格的な平和時代の実現に寄与し、六者協議の合意が履行されているなかで行われることで、朝鮮半島の核問題解決と南北問題の解決を同時に進展させる大きな契機になると強調した。また、両首脳が朝鮮半島の平和定着問題を率直に議論することによって、軍事的信頼関係が拡大し、平和体制構築の土台がつくられると意義づけた。

 金院長は経過説明で、盧大統領が〇五年一月の年頭記者会見で首脳会談の開催を呼びかけた事実を再確認し、閣僚級会談などのさまざまな契機を通じて、北側に首脳会談開催に関して特使を派遣する用意があることを伝えてきたことを明らかにした。一方、首脳会談の開催は南北関係や周辺情勢の変化に配慮してきたとし、今年に入って朝米関係が改善することで開催の条件が整ったことを示唆した。金院長は、北側が七月二十九日、金養建・統一戦線部長名義で八月二日から国情院長が非公開で北側を訪問するよう公式招請してきたとし、大統領特使として二日から三日、四日から五日まで二度に渡ってピョンヤンを訪問。一度目の訪北で金正日委員長の提案を受けてソウルに帰還し、盧大統領の同意をえて、二度目の訪北でピョンヤンでの首脳会談開催に合意したと明らかにした。

 李長官は、議題は今後、北側と実務協議を通じて設定していくと明らかにした。五日に採択された合意書によると、「実務協議は早急に(北側の)開城で開くことにした」となっている。

 南北首脳会談開催について米国務省報道担当者は七日夜(現地時間)、「朝鮮半島の平和と安全に寄与し、六者協議の目標を満たすものになることを期待する」と歓迎した。米政府は韓国政府から会談開催について事前に報告を受けていたと明らかにした。

 韓統連(金政夫議長)は八日、第二回南北首脳会談を歓迎するとの声明を発表した。


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