民族時報 第1110号(07.04.01)


【声明】南北、海外諸団体共同声明 対話に逆行する敵対行為/同族への銃口拒否すべき

    韓米戦時増援合同演習を即時中止しろ

 米国と南側当局は、韓米戦時増援演習をフォールイーグル演習と連携して史上最大規模で行うと発表した。

 南、北、海外の団体は、対北敵視政策の放棄を含む二・一三合意を行動に移さなければならないこの時期に、大規模な北侵戦争演習を再び展開しようとする米国と南側当局の行動が、南、北、海外七千万同胞の平和への願いにさからう戦争策動であると見なし、厳しく糾弾する。

 韓米戦時増援演習は戦争演習であるチーム・スピリット演習に代わって一九九四年から繰り広げられている演習として、有事に米国本土から米軍と兵站の一切を朝鮮半島に収用、待機、移動、統合させる指揮所演習だ。

 フォールイーグル演習は南側の軍隊と駐韓米軍兵力を動員して、作戦計画五〇二七に従って進行する大規模機動演習だ。

 初めはコンピューター模擬訓練を主とした指揮所演習として始まった韓米戦時増援演習は、二〇〇〇年から米太平洋司令部、宇宙司令部、輸送司令部などが大挙参加し、二〇〇二年からはフォールイーグル演習と統合して、二万人以上が参加する最大の野外機動訓練として展開された。

 韓米戦時増援―フォールイーグル統合演習は、北への先制攻撃を公言している作戦計画五〇二七に従って進行される露骨な戦争訓練だ。

 二〇〇六年三月、忠清南道の万里浦一帯で行なわれた大規模上陸訓練で、司令官がピョンヤン占領を豪語することが公開されたことにより、この戦争演習の好戦性と侵略性をこれ以上隠ぺいすることはできなくなった。

 米国が展開している戦争演習はこれに止まらず、いわゆる「バリアント・シールド演習」、「リムパック演習」、「乙支フォーカス演習」など、多様でより大規模に展開しており、これによってこの地は常に戦争直前の緊張状態に置かれている。

 これらすべての戦争演習は、停戦協定に違反した重大な犯罪であるだけでなく、わが民族に言い尽くせない苦痛を与えている。

 乱暴な米国の核戦争の脅威により一日たりとも平和な日がなく、厳しい軍事的緊張に苦しまなければならず、南側の大衆にとっては米軍需資本製の武器の大量購入以外にも、膨大な努力と税金が戦争演習と米軍駐屯支援金負担などの名目で消費されている。

 何よりも重大な点は、六者協議二・一三合意を通して朝米間の外交関係正常化および平和体制構築などが議題としてあげられ、米国をはじめとする六か国が相互信頼を増進させるための肯定的な措置を取ると、明確に規定されていることにともない、実践的な措置が取られている現時点で、対話の相手を占領するための戦争演習を大規模に推進している点だ。

 今年の訓練は海外で米軍六千人が増援参加するだけでなく、原子力空母レーガンとF−一一七戦闘爆撃機まで参加するなど、その好戦性と侵略性が一層激化している。

 南、北、海外の七千万同胞は、平和を実現する願いから米国に強力に要求する。

 米国は行動対行動の原則に立脚して、二・一三合意で具体的に示された初期行動措置に反するどのような敵対行為も行ってはならない。

 米国は韓米戦時増援―フォールイーグル統合演習をただちに放棄することを宣言すべきであり、朝鮮半島とその周辺での武力増強をすぐに中止しなければならない。

 万一、米国がこれからも口だけで朝鮮半島の非核化と平和を語り、実際の行動では敵対行動に固執するなら、わが民族のより大きな闘争に直面し、ばく大な対価を払うことになるだろう。

 われわれは南側当局にも、韓米戦時増援―フォールイーグル統合演習を即刻撤回するよう要求する。

二月二十七日から南北は第二十回閣僚級会談を開き「南北関係を一日も早く正常化し、六・一五共同宣言の基本精神にあわせてより高い段階に発展させる」とした。

 また「朝鮮半島の非核化と平和保障のために、六者協議二・一三合意が円満に履行されるよう、共同で努力」することに合意した。

 万一、南側当局が韓米戦時増援―フォールイーグル統合演習を推進しつづけるなら、南北関係をより高い段階に発展させることはおろか、南北関係正常化の進展速度も保障できなくなるだろう。

 南側当局はこれまでのように米国の目を気にしながら定見なく行動するのではなく、平和統一を願う民族共同の意志と利益を重視し、合同訓練を断固拒否しなければならない。

 同族に銃口を向ける韓米戦時増援―フォールイーグル統合演習を撤回する断固とした歩みで、自主と平和、統一の新時代、六・一五統一時代の要求に応えなければならない。

 朝鮮半島の平和と統一の当事者はわが民族だ。

 われわれは高まる民族の気勢で韓米戦時増援―フォールイーグル統合演習を必ず阻止し、米国が朝鮮半島を支配し干渉しようとする力が急激に衰退しているこの時期、隷属と侵略に染まった韓米軍事同盟から果敢に脱し、わが民族同士で力を合わせ民族史の大業である祖国統一を完遂するだろう。

 二〇〇七年三月十三日

 (南)南北共同宣言実践連帯/米軍犯罪真相究明全民族特別調査委員会南側本部/民家協良心囚後援会/民族民主烈士犠牲者追慕(記念)団体連帯会議/民族自主平和統一中央会議/民主化実践家族運動協議会/民主言論市民連合/反米女性会/四月革命会/全国民主労働組合総連盟/全国民主化運動遺家族協議会/全国貧民連合/祖国統一汎民族連合南側本部/祖国統一汎民族青年学生連合南側本部/六・一五共同宣言実践青年学生連帯/統一広場/平和と統一を開く人々/韓国カトリック農民会/韓国労働組合総連盟/韓国大学総学生会連合/韓国青年団体協議会(以上二十一団体)

 (北)六・一五共同宣言実践北側委員会/祖国統一汎民族連合北側本部/祖国統一汎民族青年学生連合北側本部/民族和解協議会/金日成社会主義青年同盟/朝鮮職業総同盟/朝鮮農業勤労者同盟/朝鮮民主女性同盟/米軍犯罪真相究明全民族特別調査委員会北側本部/朝鮮学生委員会/朝鮮宗教人協議会(以上十一団体)

 (海外)六・一五共同宣言実践日本地域委員会/在日韓国民主統一連合/在日韓国青年同盟/在日韓国民主女性会/祖国統一汎民族連合日本地域本部/祖国統一汎民族連合在日朝鮮人本部/在日朝鮮人平和統一協会/祖国統一汎民族連合在米本部/在米同胞全国連合会/米軍犯罪真相究明全民族特別調査委員会米国委員会/平和を愛する女性たち/民族通信/在米青年協議会/米軍犯罪真相究明全民族特別調査委員会海外本部/在中朝鮮人総連合会/祖国統一汎民族連合在中朝鮮人本部/六・一五共同宣言実践中国地域委員会/在中朝鮮経済人連合会/米軍犯罪真相究明全民族特別調査委員会中国地域本部/六・一五文学人協会中国地域本部/在中朝鮮人女性連合会/在中朝鮮人青年連合会/祖国統一汎民族連合ヨーロッパ地域本部/在ドイツ同胞連合会/六・一五共同宣言実践ヨーロッパ地域委員会/韓民族ヨーロッパ連帯/在ドイツ平和女性会/祖国統一汎民族連合独立国家共同体地域本部/祖国統一汎民族連合カナダ地域本部/カナダコリア連合会/祖国統一汎民族連合大洋州地域本部/祖国統一汎民族青年学生連合海外本部(以上三十二団体)


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