民族時報 第1110号(07.04.01)


【短信】

    おもな出来事

韓米FTA阻止へ

 3月末に最終期限を迎える韓米自由貿易(FTA)交渉阻止闘争が一層激しく展開されている。韓米FTA阻止汎国民運動本部は3月25日、国民総決起大会を開き、約1万3千人が参加して、米国大使館前まで進出するデモを行った。28日にはソウル市庁前で約2千5百人が参加してキャンドル集会と文化祭が開かれた。また、ソウル光化門の開かれた市民公園では10日からFTA交渉中断要求のハンストが継続されている。一方、与党ウリ党の金槿泰前議長、離党した千正培、林鍾仁議員らが国会前でハンストに入った。韓統連は29日、運動本部と議員らに連帯辞を送った。

水泳で初の金メダル

 朴泰桓(18、京畿高)選手が3月25日、豪メルボルンで開かれた第12回世界水泳選手権男子400メートル自由形決勝で1位となった。韓国選手が水泳種目で世界のトップに立ったのは朴選手が初めて。

大阪で反戦平和集会

 韓統連大阪本部もメンバーである「しないさせない戦争協力関西ネットワーク」と「大阪平和人権センター」は3月20日、「イラク開戦四年抗議、自衛隊のイラクからの全面撤退、在日米軍基地再編・強化反対!3・20大阪集会」を、市内の扇町公園で開いた。集会には在日同胞を含め約3千5百人が参加した。参加者らは「戦争反対の声を高め、憲法改悪阻止運動も強めよう」と主張し、駐大阪神戸米国総領事館前を通るデモ行進を行なった。

5月に離散家族再会

南北は第15回離散家族再会行事を5月9日から14日まで金剛山で開くことで合意した。 南北赤十字は電話通知文の交換と板門店接触などを通じて3月15日、行事日程に合意した。今回の行事では南北各100人ずつ計200人の離散家族が対面する。離散家族再会行事は昨年6月以来11カ月ぶり。南北は、再会候補者の安否確認依頼書の交換を4月2日、安否回報書の交換を4月23日、最終リストの交換を4月27日にすることを決めた。

入居差別訴訟が和解

 韓国籍を理由に賃貸住宅の入居を拒否された在日2世の弁護士、康由美氏が家主と大阪市を訴えていた民事訴訟は3月13日、大阪地裁で和解が成立した。和解条項には「韓国籍を理由とする入居拒否であり、これを謝罪する」との文言が入った。家主本人も康氏に「ご迷惑をおかけしました」と述べた。家主が国籍による入居差別を認め、謝罪したのはこれが初めて。

柳基洪議員が記者会見

 韓国の柳基洪議員(開かれたウリ党)は十六日、「慰安婦」問題で安倍晋三首相が「「政府が集めた資料の中には、軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示すような記述は見当たらなかった」とし、米下院での「慰安婦」に関する決議が通っても「謝罪しない」などと発言したことと関連して、日本の参議院議員会館で記者会見を開き声明を発表、安倍首相に対して妄言を取り消し、日本軍「慰安婦」問題を前向きに解決するよう訴えた。声明では@日本軍「慰安婦」に関する反人道的犯罪事実を認めて被害者に公式謝罪することA侵略戦争と戦争犯罪に対する事実を青少年に正しく教育することB平和憲法改正という世界の平和に反する動きを中止すること、を要求した。


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