民族時報 第1103号(06.12.01)


【短信】

    おもな出来事

 情報センターが会報

 九月に広島で設立された「東北アジア情報センター&平和・環境・人権運動広島共同事務所」は先ごろ、会報「東北アジア情報センター」の創刊号を発刊した。同号にはセンター開設記念討論会で孫亨根・韓統連副議長が行った講演の再録、郭文鎬・広島本部代表委員の「韓統連の歩み」の論文をはじめ、「北朝鮮の核実験に冷静に対応しよう」「戦争・戦後責任問題と被爆地ヒロシマの課題」など、充実した論考が掲載されている。会報は一部三百円。申し込みはファクス〇八二―九二三―六六二二まで。

米軍の犯罪者を優遇

 韓国の刑務所などで、駐韓米軍関係者の優遇が分かり、問題化している。民主労働党の魯会燦議員が十一月二十三日、国会予算決算委員会でとりあげた。魯議員によると、米軍関係犯罪者には、地位協定で一人用ベッド、洋式水洗トイレがある七・五平方メートルの個室が提供され、テレビやビデオは見放題で、浴室には温水シャワーや洗濯機もある。一方、韓国人収容者の場合、十六平方メートルの部屋に五―七人、十九平方メートルの部屋に九人が入り、一人あたりの生活空間は一・七平方メートルだ。魯議員は「国連事務総長を輩出した国の拘禁施設で、このような差別があるのは、あまりにも恥ずかしい」と、収容者の待遇改善を求めた。

人権侵害の調査資料

 パンフレット「調査資料 在日朝鮮人への人権侵害について」(編集・発行=在日朝鮮人・人権セミナー、三百円)が出版された。同パンフは、北朝鮮による七月のミサイル発射後、日本政府の対北強硬措置と、それに連動するマスコミの敵対報道などが引き金になって頻発している在日朝鮮人に対する暴力や嫌がらせの実態を調査したもの。「在日朝鮮人にたいする人権侵害は、まさに日本の民主主義と人権の問題であり、私たち日本人一人一人が深刻に受けとめるべき問題だ」と指摘している。購入はmaeda@zokei.ac.jpまで。

学生協が東西で学習会

 在日韓国人学生協議会は十一月二十五日、関東と関西で学習会を開き、在日同胞学生らが参加した。関東は韓青中央本部で、「最近の朝鮮半島情勢とその背景」について金紗愛会長が報告し、東京や神奈川から参加した会員らが活発に討論した。学生らは祖国の現状や歴史に関心をもち、正しく知ることが重要だとし、「これからも学生らしくおおいに学ぼう」と語りあった。関西は韓青大阪府本部で、高愛子執行委員が「民族学級について」、皇甫治執行委員が「韓国現代史について」報告した。


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