民族時報 第1103号(06.12.01)


【記事5】

    人権文化フォーラム、韓統連東京も報告

 部落差別をはじめあらゆる差別をなくすための人権教育・啓発活動の推進をめざして、部落解放・人権文化フォーラムが十一月十六、十七の両日、都内の文京シビックホールで開かれた。主催は部落解放同盟東京都連合会や東京人権啓発企業連絡会、全水道東京水道労働組合などで構成する同実行委員会で、東京都や東京都教育委員会などが後援した。

 全体会では、部落解放同盟東京都連の長谷川三郎書記長が基調報告「人権教育啓発の課題」を行ったのに続いて、沖浦和光氏(桃山学院大学名誉教授)が記念講演「アジアにおける身分制度と被差別民」を行い、日本民族の起源を明らかにしながら、民族差別や身分制度の不当性について訴えた。

 分科会は、「T東京の部落問題の理解を深める」「U人権問題を具体的に考える」「V地域社会と人権教育・啓発の課題を考える」の三つの課題、七分科会で行われた。「被差別当事者から見た東京の差別と人権(第四分科会)」では、上村英明氏(恵泉女学園大学・市民外交センター)が「差別意識と固定概念」、森元美代治氏(ハンセン病回復者)が「ハンセン病を生きて〜尊厳回復の願いと私のたたかい」を報告したほか、韓統連東京本部の徐幸代事務次長が在日コリアンに対する差別・迫害状況についてアピールした。


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