民族時報 第1103号(06.12.01)


【記事3】大阪では2百人参加

    「慰安婦」被害者証言集会各地で

 「戦争を超え、平和に向かって手をつなごう!慰安婦ハルモニ証言集会」が十一月十九日、大阪市内の中之島中央公会堂で開かれた。集会には百五十人の会場に約二百人がつめかけ、被害女性の証言に熱心に耳を傾けた。主催は民主女性会大阪本部も参加する「日本軍性奴隷問題の解決を求める全国同時企画イン大阪」。

 企画は今年で三回目。東京、神奈川、名古屋、三重、京都、大阪、広島、高知、福岡のほか、韓国の大学でも証言集会、写真展示会などが同時進行した。

 大阪ではナヌムの家から李玉善ハルモニを迎え証言を聞いた。李ハルモニは一九二七年に釜山で生まれ、十五歳で中国に連れていかれ「慰安婦」にされた。一九四五年に解放を迎えたにもかかわらず、中国に置き去りにされたまま五十八年もの歳月を中国で過ごさざるをえなかった。二〇〇〇年にようやく祖国に帰り、現在ナヌムの家で八人の被害女性と暮らしている。彼女は「慰安婦」時代に日本の軍人に刀で刺され、えぐられた腕の傷や足の傷を見せ、つらい過去を語った。

 また、現在ナヌムの家の歴史館研究員として勤務する村山一兵氏は、「慰安婦」被害女性とともに暮らすなかで学んだことなどを報告した。


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