民族時報 第1042号(04.08.11)


【記事4】被告側は出廷せず

    尼崎入居差別訴訟、第1回口頭陳述

 尼崎入居差別訴訟第一回公判が七月二十七日、神戸地方裁判所尼崎支部で開かれた。公判には原告の李俊熙・韓青兵庫県本部委員長と夫人の朴絢子氏をはじめ、尹元寿・韓統連兵庫本部代表委員ら「尼崎入居差別訴訟を支える会」会員約五十人が傍聴に駆けつけ法廷は満席になった。

李委員長は口頭陳述で「泣き寝入りしたら、これから結婚する私の妹や同胞の仲間、後輩、ひいては六十万人の在日同胞すべてが、同じ思いをするのではないか。このまま黙ってしまってはいけない、と心の声が私に訴えているように感じました」と述べ、訴訟に踏み切った理由と入居差別の不当性を指摘した。

一方、被告側の家主と物件を仲介した関西住宅は裁判に出席しなかった。

公判終了後、原告側の原田弁護士は「被告側が出てこなかったのは、猫がいるから入居を断ったとの家主側の主張に関西住宅側が困惑して、被告側の調整がついていないからではないか」と解説した。

次回公判は九月二十八日午前十時十五分から、同支部で開かれる。


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