民族時報 第1028号(04.02.11)


【記事4】米国の対北強硬政策を強く批判

    林東源・前外交統一補佐官が統一文化賞を受賞

 金大中前大統領の外交安保統一補佐官だった林東源氏は一月二十八日、第六回ハンギョレ統一文化賞の受賞後、記念講演した。林氏は講演「平和と統一に向う脱冷戦のプロセス」で「米ブッシュ政権の対北強硬政策は妥当性がない」と批判し、戦争を憂慮する発言を行って注目されている。

 林氏はこの日、ソウル市内の韓国言論会館で行われた授賞式で、「ブッシュ政権の強硬勢力は北の『政権交代』だけが核問題の解決策であり、『先制攻撃ドクトリン』をもとに北を圧迫している」とし、「ブッシュ政権の強硬勢力が主張する北の孤立、封鎖、軍事的措置などは妥当性がなく望ましくない」と述べた。また、「そのような対北強硬政策は『戦争』を招く危険性がある」と指摘し、「そうした接近法はわれわれの支持を得られず、米国の国益にもならないだけでなく、韓米関係に否定的な影響をもたらす」と強調した。

 さらに林氏は、「われわれは朝鮮半島問題で主人意識を持ち、主導的に米国を説得し、支持と協力を得なければならない」と述べて、南北関係の発展を通して朝米関係改善を促す必要性を訴えた。


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