民族時報 第995号(03.01.21)


【記事2】

    都内でも女子学生追悼のキャンドルデモ

  韓国で広がっている女子中学生れき殺事件の抗議デモに呼応して、韓国人留学生や在日同胞、日本の市民ら約六十人が十二月三十一日、東京・新宿駅周辺でキャンドルデモを行った。

 これに先立った集会では、二人の女子中学生の死を追悼して「これ以上、韓国は米国の植民地ではないことを宣言する。米国の戦争に反対する」との声明が読み上げられた。続いて、米軍装甲車による女子中学生殺人事件日本地域対策委員会(郭秀鎬委員長)の代表は「海を越えて韓国と米国までわれわれの意思を伝えよう」とあいさつした後、太極旗や女子中学生二人の遺影を先頭にキャンドルデモを始めた。

 参加者らは新宿駅東、西、南口で十五分ほど立ち止まり、「米軍は出て行け」「無罪判決無効」などと書かれたプラカードや写真パネルをかかげ、道行く人々にビラを配って訴えた。

 この日の行動には、インターネットを見て駆けつけた韓国人の家族連れや、初めてデモに参加した在日同胞青年らが参加するなど、事件の関心の高さをうかがわせた。

各地では街頭宣伝活動

 一方、「米軍装甲車による女子中学生殺人事件日本地域対策委員会」(郭秀鎬委員長)は、一月十三日、都内のJR新大久保駅前で宣伝活動を行い、韓米駐屯軍地位協定(SOFA)の全面改正などを要求する署名協力とブッシュ米政権の戦争政策反対、イラク先制攻撃中止を強く訴えた。今年の反米反戦平和運動をスタートさせた。

 この日の宣伝活動では、二人の女子中学生の遺影や事件現場などのパネル写真を見ながら、あまりのむごさに涙ぐむ女性や、「本当にひどい。友だちからも集める」と署名用紙を持ちかえる男性らがあらわれるなど、大きな反響をよんだ。なかには、国内から来た同胞らが「韓国人なら当然知っている」「米国は許せない」と自ら積極的に署名に応じていた。

 同対策委員会は十六日大阪、十八日京都、十九日名古屋、二十六日横須賀など各地でも宣伝活動を行うことにしている。二十五日には、国内で予定されている「二〇〇三年自主・平和実現!汎国民キャンドル広場」に連帯して、都内でキャンドルデモを行う。


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