民族時報 第994号(03.01.01)


【記事3】

    国内反米集会に連帯し、日本各地で宣伝活動

 米軍装甲車による女子中学生殺人事件日本地域対策委員会(郭秀鎬委員長)は韓国の反米集会が行われた十二月十四日を前後して、二人の女子中学生をひき殺した容疑者の無罪判決糾弾、ブッシュ大統領の直接謝罪、SOFA改正などを訴えて各地で宣伝活動を展開した。

 十二日京都(四条河原町)、十三日大阪(JR鶴橋駅前)、十五日東京(京成上野駅前)、名古屋(JR名古屋駅前)、神戸(JR三ノ宮駅前)で行われた宣伝活動は、韓国の反米運動がメディアに報道されはじめたことで、今まで以上に大きな反響を呼んだ。

 女子中学生の遺影や事件現場、反米闘争の写真パネルに多くの人々が足を止めて熱心に見入るとともに、積極的に署名した。民族学校の生徒らは学校で事件のことを聞いたと進んで署名に応じる一方、韓国から来た労働者や留学生らも快く署名するなど、宣伝活動は好評を博した。

 各地で集まった署名は約五百人。七月以降これまでの総計は約三千人。宣伝活動は今後も引き続き行われる。

 米国やドイツなど世界十六か国の在外同胞らも十四日を前後して、キャンドルデモや署名活動を行った。

 

米のイラク攻撃反対では都内で集会・デモ

 「戦争はイヤだ、これが市民の声だ!一二・一三集会」が十二月十三日、東京・渋谷公会堂で開かれ、市民ら約二千人が参加。米国のイラク先制攻撃反対、日本の戦争加担反対を訴えた。小田実氏(作家)、鶴見俊輔氏(哲学者)、大島孝一氏(キリスト者政治連盟委員長)、澤地久江氏(作家)ら各界有識人が呼びかけ、韓統連も賛同団体として参加した。小田氏らは今年九月、九・一一声明を発表し、その趣旨に韓国の黄晢暎氏(作家)や米国のノーム・チョムスキー氏(言語学者)、坂本龍一氏(音楽家)ら七百五十一人(十二月三日現在)が賛同、この日の集会が実現した。

 呼びかけ人らが次々に発言した。なかでも、山口幸夫氏(原子力資料情報室共同代表)は、日本が平和利用といいながら核爆弾五千発分のプルトニウムを保有していることを指摘し、「専門家であろうが、市民であろうが、戦争を阻止しなければならない」と訴えた。また日本共産党の志位和夫委員長、社民党の土井たか子党首が発言した。

 集会後、参加者らは思い思いのプラカードを持って、渋谷の街をデモ行進した。


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