民族時報 第989号(02.11.01)


【記事5】

    6・15共同宣言実践と平和のための南北女性統一大会共同決議文

 きょう、わたしたち南・北・海外の女性代表は熱い統一熱望と意思をもって、民族の名山、金剛山で分断史上初めて女性統一大会をもった。代表らは歴史的な「六・一五共同宣言実践と平和のための女性討論会」、部門別出会いの集い、合同芸術公演、体育娯楽競技、手芸と美術の展示会など多彩な行事を通して、六・一五共同宣言の生命力と祖国の平和・統一の切迫性をいっそう切実に感じた。

南・北・海外の女性代表は、民族構成員の半分を占める女性が民族問題、統一問題の解決において責任と役割がきわめて重要であるという認識をともにし、今後すべての女性が固く団結して六・一五共同宣言を履行し、祖国の平和と統一を達成する一念で次のように決議する。

一、南・北・海外の女性団体は、祖国統一の新たな希望と信念をもって六・一五共同宣言実践のための統一運動に積極的に立ち上がろう。

六・一五共同宣言は祖国統一への近道を示す里程標である。

南・北・海外の女性団体は、六・一五共同宣言を積極的に支持し、今回の統一大会を契機に統一運動の主体として立ち上がろう。

南・北・海外の女性団体は、情勢がどう変わろうとも「わが民族同士」の基本精神を守り抜き、六・一五共同宣言を否定して履行を妨げるあらゆる試みに徹底的に反対する。

二、南・北・海外の女性団体は、祖国での新たな戦争を防止し、平和と安全を達成するために全力を尽くそう。

祖国の平和と安全は民族の運命と個々人の生と直結している重大問題である。

南・北・海外の女性団体は、この地に戦争を招来するどのような口実も容認できないし、固く団結して祖国の平和と安全のために立ち上がろう。

南・北・海外の女性団体は、この地に再び不幸と苦痛、戦争が起こらないよう国際的な女性連帯を強化し、世界女性の平和の力を結集させていくものである。

三、南・北・海外の女性団体は、この地の平和と統一を早めるために女性同士の連帯と団結を積極的に推進しよう。

南・北・海外の女性団体の団結は、六・一五共同宣言を実践するためのわが民族の統一運動で重要な原動力である。

南・北・海外の女性団体は、六・一五南北共同宣言の旗のもとで連帯と団結をいっそう強め、統一運動の道程で女性の力と声を結集させ、そのために南北女性統一大会が継続するよう努力する。

南・北・海外の女性らは、民族共同の繁栄と統一に貢献する方向で女性団体や個人間の協力と交流、接触と対話をより活性化していくだろう。

四、南・北・海外の女性らは、男女が平等な統一社会の基盤を準備するための共同の努力を傾注しよう。

統一の過程で女性の平等な参与は、民族問題と統一問題の解決、男女平等の統一社会具現に絶対的に必要な要請である。

南・北・海外の女性団体は、民族構成員の半分を占めている女性の民族問題、統一問題の解決でも、男性とともに責任と役割をまっとうする。

南・北・海外の女性団体は、男女の平等な統一社会が達成するよう共同で努力し、そのためにすべての形態の統一過程で男女が平等に参与するよう、女性の力と声を力強く結集させるだろう。

六・一五共同宣言実践と平和のための南北女性統一大会

二〇〇二年十月十七日

金剛山

 

投稿・南・北・海外青年学生統一大会に参加して

 分断史上初めて「六・一五共同宣言貫徹と民族の未来のための南・北・海外青年学生統一大会」が十月十三、十四日にかけて、民族の名山・金剛山で開催された。大会には南・北・海外に住む青年学生ら計五百人が集結し、わたしも海外(日本と中国)代表の一人として参加した。

 秋の金剛山は紅葉が見え始め絶景であった。そのうえ天気も良く、晴れわたる青空のもと、「統一大会」が開かれたのだ。会場となった金正淑休養所前広場には、「わが民族同士力を合わせて祖国を統一しよう」「南・北・海外の青年学生が先頭に立ち、六・一五共同宣言を履行しよう」などの今大会にふさわしいたれ幕が掲げられ、八・一五民族統一大会(ソウル)や釜山アジア大会でも見られた、朝鮮半島をかたどったブルーの統一旗が空高く掲揚された。

 開幕式と討論会では、大会開催をまず全体で喜ぶとともに、六・一五共同宣言を貫徹していくことが強調された。その後、ピョンヤンの少年学生らによる祝賀公演があり、南の記者団のフラッシュが光った。

 その後、野外で昼食を取り、午後の体育娯楽行事に移った。そこでは統一サッカー大会や統一障害物競走、統一マラソン大会など民族的な大運動会が繰り広げられた。南・北・海外混合で「統一先鋒(ぽう)」「統一青春」の二チームに分かれ、それぞれ応援団長が個性的な動きで会場を大いに盛り上げた。

 そこで印象的だったのが、みんなが一つになって応援する姿があまりにも自然だったことだ。そう、半世紀以上にわたる分断の歳月やわだかまりが、この瞬間どこかに行ってしまったのだ。

 何度も合唱した「ウリヌン ハナ(われわれはひとつ)」。みんなの顔にこぼれる屈託のない笑顔。南・北・海外の青年学生が何の迷いもなく行事に没頭する姿は、参加者各自が自分の生の中で何よりも統一に優先的な価値基準を置く姿勢が、そこには具現化されていたのだ。

 九〇年代に入り、歴史的な「汎民族大会」が開催されたが、その間、汎青学連の積極的な闘争によってしか三者の出会いは果たされなかった。「出会いは団結を生み、団結こそまさに統一をなす」。汎青学連十年の歴史のなかでかち得た貴重な教訓が、いまこの合法的な空間で花を咲かせたのだ。

 二日目は芸術公演を行い、よく知られた南の音楽グループ「ウリナラ」のメロディーに乗って律動ノリ(遊び)を楽しんだ。最後は統一列車ノリで再び会場が一つになり、閉幕式を持った。

 大会後、金剛山を登山し、ついに別れの時間がやってきた。楽しかったのもつかの間、みんな涙が止まらない。分断しているため、次にいつ会えるかもわからず、会える保証もないからだ。この涙を、悲しみから喜びの涙に変えたい。

 今回、貴重な空間をともにした仲間たちと、二十年後、三十年後に変わらぬ気持ちで統一祖国を担うことができたらどんなにうれしいだろうか。

「青年が立てば祖国が生きる」。愛国愛族の一つの気持ちで、今後も活動を継続していきたい。 (李英鎬・韓青中央本部統一運動部長)


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