民族時報 第981号(02.08.01)


【記事3】

    有事法制が継続審議に

  朝鮮半島の有事を想定し、日本を再び「戦争をする国家」にする有事法制三法案が、今国会での成立が難しくなり継続審議になる見通しだ。

 与党の自民、公明、保守の三党は七月二十三日、国会内で幹事長や国会対策委員長らによる「国家の緊急事態に関する法整備等協議会」を開き、同法案を継続審議にすることで合意した。

 有事法制は日本国憲法が禁じている「集団的自衛権の行使」を法的に可能にするもので、軍事大国化へ進むとして多くの日本市民はもちろん、韓国などアジア諸国からも反対の声が高い。国民の反対にもかかわらず、与党が同法案を廃案にせず継続審議にしたのは、「戦争をする国」をめざす野心を捨てていないことを示すもの。


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