民族時報 第968号(01.03.01)


【記事2】

    ブッシュ訪日でも各地で抗議集会・デモ

 ブッシュ大統領の訪日(二月十七日―十九日)、訪韓(同十九日―二十一日)を前に、日本の市民団体などが広島と東京で「アメリカは戦争をやめろ!小泉は自衛隊を撤兵しろ!ブッシュ来日抗議行動」を、大阪で「戦争やめろ!ブッシュ来日・訪韓に反対する緊急集会」を連続して開いた。

 広島では十六日、韓統連本部、韓青県本部も参加している「報復」戦争と日本の参戦を許さない!広島実行委員会と呉実行委員会の共催で、市内で開かれた。集会では、韓国の「ブッシュ訪韓反対、諸市民・社会団体連席会議」の代表として参加した金聖珍氏(富平米軍基地返還と市民公園造成をめざす仁川市民会議運営委員長)がブッシュ訪日、訪韓に反対するあいさつをしたほか、日韓共同宣言文を採択した。

  東京では十七日、実行委員会主催で都内の恵比寿公園で六百余人が参加して開かれた。

  沖縄からの発言として、名護・ヘリ基地反対協代表委員の安次富浩氏は「ブッシュはイラン、イラク、北朝鮮を『悪の枢軸』と言うが、沖縄から見れば米国こそ『悪の帝国』『ならずもの国家』だ」ときびしく批判した。また広島集会から駆けつけた横原由起夫共同代表は、ブッシュ大統領の戦争政策に抗議するよう、広島市長に要請したことを紹介した。

  金聖珍氏はあいさつで、労働者の生存権を奪っているのも、輸入開放圧力で農民の生活を脅かしているのも、光州での市民虐殺を後押ししたのも、老斤里(ノグンリ)で住民を虐殺したのも米国だと訴え、「悪の根源」の米国を糾弾した。

  集会後、参加者らはブッシュ来日反対、日本自衛隊の海外出兵反対などを叫び、都心をデモ行進した。

 大阪でも十八日、「しないさせない戦争協力」関西ネットワーク・おおさかユニオンネットワークの主催で、三百余人が参加して市内で開かれた。関西ネットワーク共同代表の中北龍太郎氏がブッシュ大統領の訪日・訪韓の意図などについて報告した。金聖珍氏のあいさつに続いて、韓統連大阪本部やヨンデネット大阪などがアピールした。「市民・民衆共同宣言」を採択し、市内をデモ行進した。


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