民族時報 第967号(01.02.21)


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 韓統連広島本部が結成 代表委員に郭文鎬氏を選出

 韓統連広島本部結成準備委員会は(郭文鎬準備委員長)十日、正式に本部を結成し、代表委員に郭文鎬準備委員長を選出した。広島本部の結成によって、在日韓国民主統一連合(郭東儀議長)は自主・民主・統一運動の拠点をさらに西側まで広げた。広島地方は六○年代半ばから在日韓国青年同盟広島県本部の青年を中心に在日同胞の権益擁護、民団民主化・反独裁民主化運動、祖国統一運動を組織的に展開するなど、民主化運動の伝統地域として評価されてきた。韓統連本部の結成によって、本格的な自主・民主・統一運動の展開が期待されている。

 結成式は市内・西区地域福祉センターで開かれ、中央本部の郭秀鎬副議長、孫亨根事務総長をはじめ、東海本部の姜春根、京都本部の呉英春、大阪本部の李鐵、兵庫本部の尹元寿氏ら各地方本部の代表委員や常任幹部、関係者が駆けつけ、祝った。

 郭文鎬準備委員長はあいさつで、「韓統連広島本部の結成は自主・民主・統一の闘いを前進させ、在日同胞全体に拡大するものであり、意義ある日になった」と強調した。そして結成経過について触れながら、「韓青時代に大人の組織がないため、十分な支援が受けられなく苦労した。その苦労を今の青年たちに負わせてはならない」とし、「これで青年から大人へと、一生を通して民族運動ができる体制ができた」と語った。

 また郭準備委員長は「在日同胞には、米国の戦争策動をやめさせ、国家保安法を撤廃させて真の民主化をかち取り、六・一五南北共同宣言を通して祖国の自主的平和統一を実現する課題が課せられている」と述べ、「この課題を実践していくためには、中央本部を中心に団結するとともに全国の同志との固い連帯、信頼が必要だ」と強調した。

 郭秀鎬副議長は祝辞を述べ、「広島本部の結成は韓統連の三十年の運動の正しさを証明するものであり、多くの在日同胞が韓統連の組織拡大を願っている証拠」だとし、本部結成を高く評価した。

 郭副議長は内外情勢について触れ、ブッシュ米大統領の「悪の枢軸」発言が六・一五共同宣言の破壊をねらうなど、南北関係に重大な影響を与えていると指摘し、「朝鮮半島で戦争を起こそうと画策する米国と、それに従属する内外の反統一勢力を打破し、韓国の真の民主化と南北の自主的平和統一にまい進しよう」と呼びかけた。

 結成式には、金海龍・中央本部監査委員をはじめ、韓統連神奈川本部、民主女性会、韓青中央本部・各地方本部、学生協、「報復」戦争と日本の参戦を許さない!広島実行委員会共同代表の横原由起夫氏、小森龍邦・部落解放同盟県連合会委員長から祝電やメッセージが寄せられた。

 続いて、韓統連中央本部から結成を祝う「本部旗」が贈呈され、会場に掲げられた。

 結成式では、郭準備委員長が「韓統連広島本部の結成」を宣言。代表委員に郭文鎬氏を選出し、@反米自主化闘争と反戦平和・反核運動の展開A六・一五共同宣言による祖国統一運動の前進――など六項目の運動方針案を採択した。

 これを受けて、尹康彦・韓青県本部委員長らが決意表明した。


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