民族時報 第952号(01.08.11)


【記事7】

 駐韓米軍龍山基地から油流出で地下水汚染

  ソウル市龍山の駐韓米八軍基地内から流出した油類によって、あたり一帯の土壌と地下水が汚染された事実が七月二十五日に明らかになり、住民らに大きな衝撃を与えている。

  ソウル地下鉄六号線のノッサピョン駅の地下貯水場には、今年一月から一日十リットル前後の油類が流出し、ソウル市は付近一帯の地下水の汚染原因を調査する一方、油類が米軍部隊から流れ出ている可能性が大きいとして、駐韓米軍に龍山基地内の給油所付近の調査を要求した。

  龍山基地が十三か所をボーリング調査した結果、ノッサピョン駅の水源地から最短で百五十七メートルの地域など、合計七か所の地下十七メートル付近の地下水が油類に汚染されていることが確認された。

  ソウル市の金永成水質保全課長は二十六日、「米軍部隊で発見された油類はガソリン成分であり、ノッサピョン駅からはガソリンと灯油の成分が出てきた」とし、「ノッサピョン駅のガソリンの成分が米軍部隊内から出てきたものと似ている」ことを明らかにした。

  一方、緑色連合はこの日、声明を発表し「今回の事件は、昨年七月に起きた漢江毒劇物たれ流し事件後も、駐韓米軍当局が環境犯罪行為に対して何らの是正努力もしてこなかったことを示すもの」とし、責任者の処罰と謝罪を求めた。


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