民族時報 第952号(01.08.11)


【記事6】

       朝鮮戦争時の細菌戦を国際調査団が現地調査

 米軍が朝鮮戦争時に、全羅南道光州の無等山と和順郡一帯で細菌戦を敢行し、数百人の住民が死亡したとの疑惑に対して国際的な真相調査が実施された。

  米国、イギリス、カナダなど十六か国の代表で構成された国際調査団(ブライアン・ウィルソン団長)が三日、光州を訪問し、米軍が細菌戦を行ったとされる無等山と和順郡一帯で現地調査を行った。

  調査団は現地調査で、米軍の細菌戦を最初に証言したチョン・ウンヨン氏(七十四歳・光州市西区花亭洞)を訪ね、聞き取り調査するなど、現地住民から被害事例を聴取した。

  チョン氏は六月、「一九五一年初秋、『パルチザンの討伐を名目』に米軍の軽飛行機が白い噴霧液を散布し、二、三日後にパルチザンと住民ら三百人が全身から熱を出し下痢をしながら死んでいった」と証言した。

  今回の調査には、ニューヨークで開かれた「コリア国際戦犯法廷」で共同裁判長を務めたウイルソン団長のほかに、朝鮮戦争に参戦したゲーリー・キャンベル氏、前職のFBI要員ジャック・ライアン氏ら六人の調査委員が参加した。


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