民族時報 第950号(01.07.21)


【投稿】

 女性週間記念行事に参加して

(方清子・民主女性会大阪本部事務局長)

 二日から四日まで、ソウル市内で開かれた世界韓民族女性ネットワーク結成のための行事に、日本側代表の一人として参加した。ネットワーク結成の目的は、世界各地の韓国女性がネットワークを築いて情報を交換し、国内女性政策に在外同胞女性の経験や見解を反映させ、国家の経済力を強化することにある。

 行事には米国、ドイツ、日本、中国をはじめ、ロシア、フィリピン、インド、メキシコなど二十三か国で活躍している同胞女性九十三人が参加した。日帝植民地下での経済的収奪などで移民した人たち、独立運動の弾圧などで亡命した人たち、海外生活の原因はいろいろだった。幼いとき移民して四十―五十年になる人、大学の学長、研究員、看護婦、国営放送の局長、企業家ら各界の女性が参加した。

 初日は歓迎会が開かれ、二日目の開会式では、韓明淑・女性部長官が開会あいさつで、世界各地で専門家や指導者として活躍している同胞女性の経験と見解が、祖国の変化や発展につながるよう基盤を形成し発展させよう、と訴えた。また韓半島が和解と協力の時代に向かっている今こそ、世界各地にいる女性がこのような変化に関心を持つことが重要だと述べた。

 続いて、社会文化、経済の二分野にわかれて分科会が開かれ、各国代表らが意見を述べた。

 女性週間記念式では、男女平等社会の実現のために大きな役割をした各界女性の紹介と授賞式があり、授賞は金大統領夫妻が行った。ここでは、女性の社会参加の重要性と母性保護、託児施設の拡充などが緊急に必要だと指摘された。

 その後、青瓦台の迎賓館で晩さん会が開かれ、女性国会議員や女性団体連合会、女性団体協議会の代表、各界で中心的な役割をしている女性らが参加した。

 この席で、わたしは日本の同胞女性を代表してあいさつする機会を得た。わたしは@女性が何を志向して活動しているのかA不当な理由で母国から排除され、日本の右傾化とともに拝外意識が渦巻くなかで暮らしている在日同胞の現状について述べた。また、このような状況を克服するために民族統一を願っていることを話した。

 最後の日、ネットワーク出発式が開かれ、@全世界の優秀な女性の人的資源を発掘し、次世代の育成で女性権益の伸張に寄与するA南北の平和構築と統一に関心を持ち、交流と協力活性化の努力を支持する、などの宣言文を採択した。

女性部主催の行事に民主女性会の代表として参加できたのは、極めて意義深いことだ。しかし同会会長をはじめ、いまだに多くの人たちが不当な理由で祖国往来の自由を阻害されている。一日も早く自由往来の道が開けるよう、切実に願う。


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