民族時報 第942号(01.04.11)


【インタビュー】

 韓統連大阪本部定期総会で選出された李代表に聞く

――先の定期総会で新代表委員に選出された今の感想を……。

「梁東a前代表が十六年の長きにわたって任務をまっとうされ、改めて梁前代表の業績に敬意を表したい」「わたしは、韓統連地方本部のなかで在日同胞が最も多く居住する大阪本部の代表という重責を担うことになり、改めて強い使命感をおぼえている」

――今回の定期総会の特徴点は何か。

 「二十一世紀を迎えて、組織が在日一世から二世へと世代交代したことが一つの特徴だ。しかし、もっとも大きな特徴は、六・一五南北共同宣言の発表以降、在日同胞社会で和解と協力、民族大団結の機運が高まるなかで定期総会が開かれたことである。今回の定期総会に対する、在日同胞や日本の友人の関心が高かったことからも、そのことを確認することができたと思う」

――昨年の六・一五南北共同宣言の発表以降、和解と統一へと向かう韓半島情勢を踏まえ、大阪本部に求められているのは何か。

 「大阪本部としては、在日同胞がもっとも多く在住する大阪の地で、団体の枠を越えて在阪同胞がひとつになり、統一への機運を盛り上げて民族和合の雰囲気を作り出すことだ。そのために、民団、総連をはじめ各民族団体に、総会で採択された『六・一五南北共同宣言を支持するアピール文』を伝達し、協議・協力していく考えだ」

――今年の政治・組織事業計画などの決定を受け、会員らに何を訴えたいか。

 「第八期中央代議員大会での政治組織事業計画の中でもっとも大きなことは、韓統連の名誉回復問題と祖国自由往来権の獲得、そして朝鮮戦争時の米軍による民間人虐殺などの非人道的な戦争犯罪を明らかにし、全民族の名で告発・断罪する方針である。まず、韓統連大阪本部は、四・二二対策委員会の結成に全勢力を結集し、その成功に向けて運動を展開したいと思う。次に、六月のコリア国際戦犯法廷に向けて、五・一五大阪集会を成功させることが、上半期のもっとも重要な課題であると思っている」

 「その他の運動も含め、事業計画の成功に向けて、会員拡大や購読者獲得運動を通じて組織力量を拡大するために尽力するつもりだ。大切なことは、同胞大衆がわれわれの周辺にたくさん集まるように工夫することだ。会員のみなさんに、以上の点を強く訴えたい」


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