民族時報 第886号(99. 6.21)


 

 インタビュー

 

 韓統連京都本部の呉英春さんに聞く

 

 ――民主化・統一運動の伝統ある京都の地で、本部が結成され、代表委員に就任した今の気持ちを……。

 「きょうの結成大会を迎えるにあたって、全国の多くの方々の支援と激励があったことに深く感謝したい。それがあったからこそ、きょうを迎えることができたと思っている。とくに、昨年逝去された金容元先生の多大な支援と指導、愛情を受け、感謝に耐えない」 「民主化・統一運動の伝統ある京都の地で、自主・民主・統一の旗を翻らせることができた喜びをみなさんと共有したい。同時に、その運動を強化・発展させていくことの重責をしっかりとかみしめながら、京都本部の位置と役割を高めていきたい」

 ――きょうから京都本部の活動が実質的にスタートするが、最も重要な課題は何か。

 「当面して重要な課題は、組織発展の核心である多くの会員を獲得し、意識化させることだと思っている。そのために、同胞地域に積極的に入り、多くの同胞と接触し、われわれの主張や路線を広げていきたい。また、定期的に学習会を行い、意識化作業に努めたい。わたし自身、韓青同で組織活動を長く経験し、そこで民族観や祖国観を培った一人として、今後、韓青同活動を積極的に指導、支援しながら、連携を強めていきたい」

 ――地域同胞に何を訴えていくつもりか。

 「同胞地域が比較的広いので、幅広く宣伝活動を進めていくことに難しい側面もあるが、地道な日常活動を通して、われわれの運動路線である自主・民主・統一路線の正しさを訴え、共感を広げていきたい。また八・一五統一行事を控え、統一への熱気を地域で高めるために、『統一マダン京都』(七月二十五日)を準備しており、これを通して祖国の現状を知らせ、統一の重要性について語り、伝えていきたい」

 「『今年を国家保安法撤廃の元年に』とのスローガンのもと、現在、韓統連や韓青同などが中心になって全国各地で国家保安法撤廃署名運動を展開しているが、京都でも、地域同胞や日本の労組、市民団体に協力を呼びかけながら、署名運動を進めている。韓国国内の現状を多くの人に正しく知ってもらい、一層の民主改革の促進や一日も早い祖国統一への支持と協力を訴えていきたい」

 ――今年の八・一五統一行事を前に、どのような運動を展開するつもりか。

 「今年は、統一運動にとって重要な年になるだろうと思っている。今年で十回目を迎える記念すべき汎民族大会など関連行事をぜひとも成功させ、南北、海外が文字どおり一堂に会した歴史的な一大イベントにする必要があるだろう。そのためには、まず統一マダンを成功させ、同胞大衆に統一への雰囲気を高めていくことが当面の課題だ。京都本部は、組織を挙げて今年の板門店行事に参加する考えだ」

 ――今後の抱負を……。

 「さまざまな組織課題や運動課題が山積しているが、全国の同志の温かい支援・協力にこたえて組織活動にまい進したい。そして、大阪、兵庫本部とち密な協力関係を進めながら、自主・民主・統一運動を京都の地に根づかせたい。金容元先生の遺志を受け継いで、韓統連の愛国伝統と精神をしっかりと守り、先頭にたって闘う覚悟だ」

 (崔寛哲記者)

 


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