民族時報 第868号(98.11.21)


 

 記事1

 

 第1回尹伊桑統一音楽会開く

 

 統一運動家で世界的に有名な作曲家の尹伊桑氏の四周忌(九五年十一月四日逝去)を記念して、三日―五日までピョンヤンで「第一回尹伊桑音楽会」が開かれ、盛況を博するとともに、九〇年に南北を相互往来して開かれた「汎民族統一音楽会」を継承・発展させる成果を上げた。

 尹伊桑音楽会はハンギョレ統一文化財団が提案した南北合同の音楽会を、北側の尹伊桑音楽研究所が受け入れて実現したもので、両団体とハンギョレ新聞社の三団体が共同主催した。故尹伊桑氏の夫人・李水子氏が仲立ちをした。

 初日の演奏は三日、牡丹峰劇場の五百人席をピョンヤン市民らが埋めるなかで、北韓の国立交響楽団が「ハープと管弦楽のための序奏と追想」「光州よ、永遠に」などを演奏した。

 二日目は、六百席の尹伊桑楽堂で「弦楽四重奏第五番」など全体七曲のうちソウル演奏団が三曲、尹伊桑交響楽団が三曲、合同で一曲を演奏した。演奏に先立って「尹伊桑音楽研究討論会」と「尹伊桑先生逝去三周年追悼祭」が行われた。

 最終日の五日も尹伊桑楽堂で行われ、尹伊桑交響楽団が三曲演奏した。フィナーレは出演者と観客がともに「われらの願いは統一」を合唱し、全員の気持ちが解け合った。

 初日の開幕演奏で、北側代表の金貞鎬・尹伊桑音楽研究所長は「民族的団結と和解のために参加した南側の統一音楽使節を熱烈に歓迎する」とあいさつした。南側代表の崔鶴来・ハンギョレ統一文化財団事務総長は「南北を行き来して持続的に統一音楽会を開き、統一の礎石になろう」と述べた。

 七日に帰還した南側代表は九日、ソウル市内で記者会見し、第二回尹伊桑音楽会を来年の早い時期にソウルで開き、北側代表団を公式に招請すると発表した。

 


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