民族時報 第846号(98.3.11)


 

 記事2

 

 政治犯釈放要求―国内外で運動活発

 

 金大中新政権の発足後、政治犯釈放問題が論議されているなかで、全政治犯の釈放を求める動きが国内外で活発だ。

 民主化実践家族運動協議会(民家協)は五日、ソウル市内で全政治犯の釈放を求める木曜集会を開き、国連人権委員会の傘下団体『恣(し)意的拘禁に関する実務委員会』が指定した、恣意的判断や国際人権基準に違反する方法で拘禁された黄・ソギョン、安在求氏ら八人をはじめ、すべての政治犯の釈放を求めた。

 また民家協は四日、法務部を訪ね、朴相千長官に約二万六千人分の政治犯釈放嘆願書を提出しようとしたが、朴長官が面談を拒否したため、翌五日に青瓦台や国民苦情処理委員会を訪ねたところ、法務部に行くよう指示されたとして、政府の不誠実な対応を厳しく批判した。

 韓国を訪問中のアムネスティ・インターナショナルのムンゴーベン・アジア太平洋支部長は二月二十四日、ソウル市内で記者会見し、類型別に約五十人の名前を挙げた政治犯名簿を金大中新政権に提出したことを明らかにするとともに、「新政府が良心囚釈放問題を体系的に再検討し、名簿にある人はもちろん全良心囚を釈放しなければならない」と指摘した。

 一方、海外からも政治犯の釈放を求めるハガキなど約一万通が国民会議に寄せられているという。国民会議関係者によると、日本や米国、欧州各国からハガキや手紙が寄せられ、全政治犯の釈放を求めている。日本では、韓統連が中心になってハガキ署名運動を展開、約六千枚を送付した。

 


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