民族時報 第835号(97.11.1)

 

記事3

 

ソウルで日韓共同シンポジウム開く

 

 「韓半島とアジアの平和のための第二回韓日(日韓)共同シンポジウム」が十月二十一日、ソウル市内のソウル地方弁護士会館で開かれ、日本から代表団十二人が参加した。民主主義民族統一全国連合(全国連合)と日韓共同シンポジウム日本側実行委員会の共同主催で、今年三月に東京で開いたシンポジウムに続くもの。

 シンポでは、第一部「日本の植民地支配による戦後責任とアジアの平和」をテーマに、韓国外国語大の李長煕教授と在日韓国人「政治犯」を支援する北区市民の会の久保清隆氏がそれぞれ発題し、日本の戦後責任、日韓条約、日本軍慰安婦問題などについて問いただした。

 第二部では「四者会談と韓半島の平和体制樹立」をテーマに、東国大の姜ジョング教授と日韓民衆連帯懇談会の渡辺健樹事務局長がそれぞれ発言、四者会談に対する評価や祖国統一への展望、新ガイドラインの危険性について語った。

 第三部では「アジア地域の平和と進歩のための連帯」をテーマに、全国連合米軍基地対策委員会の金容漢委員長と日本側実行委員会の尾沢孝氏がそれぞれ発言し、日韓連帯運動の一層の強化と国際的な連帯運動のつながりなどについて提起した。各発題を受けて、日韓代表らは積極的に意見交換し、討論を深めた。

 最後に、「今後も、韓半島とアジアの平和を脅かすすべての流れをただすために、日韓(韓日)民衆連帯を強化していくことを誓う」との共同宣言を採択した。