民族時報 第829号(97.8.21)

 

共同決議文

 

祖国の平和と統一のための97汎民族会議共同決議文

 

 きょう、われわれは、民族自主事業、祖国統一事業の実現で新たな転換期を迎えている歴史的時期に、ソウルとピョンヤンで祖国の平和と統一のための九七汎民族会議を意義深く開催した。

 会議には九六汎民族会議以後の一年間、汎民連をはじめ統一愛国勢力が内外の反統一勢力との前代未聞の対決で、決してくじけることのない不屈の気概で南・北・海外の三者連帯を実現し、祖国統一の三大憲章をしっかりと守り、汎民連と汎青学連の組織を守り抜き、祖国統一の主体的力量を一層強固にしたことに対して誇り高く総括し、汎民連に提起された闘争課業を討議した。

 民族の宿願である祖国統一偉業を成就し、三千里の彊土(きょうど)に富強・繁栄する強力な大国をうち建てようとする歴史の新時代を迎えたわれわれの信念と決意は天をついている。

 われわれは、大勢がどのように変化し、どのような難関が行く手を遮ろうと、民族共同の統一綱領である自主・平和・民族大団結の祖国統一三大原則を確固として握りしめ、南・北・海外の三者連帯の闘争で祖国統一の決定的局面を切り開く鋼鉄の意志を心に深く刻みながら、厳粛に決議する。

 一、われわれは、民族自主の旗を高く掲げ、祖国統一偉業の実現で主体性と民族性を確固と守り、具現していくだろう。

 われわれは、民族の内部問題に対する外勢のどのような干渉策動も阻止し、祖国統一偉業をわが民族の要求と利益にそって、民族自身の力で実現するものである。

 われわれは、南部祖国から米軍を撤収させ、日本軍国主義勢力の再侵略を防ぎ、反統一勢力の事大売国的な「国際協調体制」と「世界化」策動を阻止するための闘争を強力に展開するものである。

 二、われわれは、平和を守り、祖国統一の平和的環境をつくるための闘争を継続して力強く展開するものである。

 われわれは、戦争反対、平和守護のスローガンを高く掲げ、祖国半島の停戦協定を平和協定に替えるための全民族的な闘争を果敢に展開するものである。われわれは、当面して祖国半島で新たな戦争の火遊びをしようとする内外の好戦勢力の危険極まりない策動を断固阻止・破たんさせるために全力を尽くすものである。

 三、われわれは、民族愛と民族自主精神に基づく全民族の大団結を実現するための闘争をより積極的に繰り広げるものである。

 われわれは、民族の和解と団結を妨害する国家保安法など、すべての法的、制度的、物理的障壁を撤廃させるために、より力強く闘争するものである。

 われわれは、不当に逮捕・拘束された南側のすべての統一愛国人士を即時釈放させるために最後まで闘うものである。

 四、われわれは、国内外のすべての統一運動団体間の連帯を強化・発展させるものである。

 われわれは、汎民連の綱領と規約を認定し尊重するすべての愛国運動団体と人士に門戸を開放し、彼らとの共同闘争、共同行動を模索することで汎民連組織を拡大・強化し、統一運動での連帯の幅を継続拡大していくものである。とくに、汎民連南側本部は南側地域の多様な統一愛国勢力の準備程度を認定した基礎のうえで、彼らが進める統一行事と祝典に積極的に参加することで、南側統一運動勢力の団結をはかるものである。

 われわれは、当面して汎民連南側本部と汎青学連南側本部、韓総連の義なる闘争を支持・声援し、彼らを反統一勢力の圧殺策動から保護するためにすべての努力をはらうものである。

 五、われわれは、連邦制方式による民族的統一を早めるため、全民族的な闘争を力強く繰り広げるものである。

 われわれは、南・北・海外のすべての同胞が連邦制統一方案を積極的に支持するための活動を多様に繰り広げるものである。われわれは、同族間の対決と衝突を招く「制度統一論」を反対、排撃して積極的に闘争するものである。

 祖国統一の前途を明るく照らす偉大な統一綱領があり、七千万同胞の確固たる意志があるかぎり、祖国統一は確定的である。

 わが民族は、団結した闘争で内外分裂主義者らの妨害策動をはねかえし、近い将来、必ず民族の宿願である祖国統一偉業をなし遂げるものである。

 一九九七年八月十五日

 ソウル・ピョンヤン