民族時報 第1221号(12.03.15)


【記事2】大阪市内でも「無償化連絡会」を結成

朝鮮学校無償化求め、文科省を「人間の鎖」

 朝鮮高校の卒業式(五日)を控えた一日、無償化の即時適用を求める文部科学省への「人間の鎖」行動があり、約二百五十人がのぼりや横断幕を持って参加した。朝鮮学校保護者の会や「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する連絡会などが呼びかけた。

 参加者らは手をつなぎながら文科省を包囲、「卒業式までに無償化適用を」などと叫んだ。 この日夜にも、都内の代々木公園で「朝鮮学校生徒への差別を許さない!『高校無償化』の即時適用を求める緊急集会」が開かれ、約千五百人が参加した。

 参加者らは、「今年の卒業式に間に合うよう、日本政府と文科省が無償化適用を決定する」よう求める決議文を採択し、繁華街をデモ行進した。

この日、大阪市内でも「子どもたちの笑顔と夢を奪わないで!朝鮮高校への高校無償化の即時適用と大阪府補助金の全面回復を求めて!朝鮮高級学校無償化を求める連絡会・大阪(無償化連絡会・大阪)結成集会」が開かれた。

集会では、丹羽雅雄弁護士や大阪市立大学の伊地知紀子准教授ら五人の共同代表が紹介された後、丹羽共同代表が講演、「朝鮮高校への無償化実現と自治体の補助金支給の回復は、日本の植民地主義と冷戦構造の清算、多民族・多文化共生社会づくりの基礎になる」と指摘した。


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