民族時報 第1211号(11.10.01)


【資料】

和解と団結、平和統一のための南北宗教家共同声明

 わが民族は半万年の悠久なる歳月、一つの血筋を受け継いで生きてきた。しかし外勢の侵入と強制によってこの地は分かれ、わが民族は計り知れない苦痛のうちに生きている。

 今日、分裂の悲劇をぬぐい去り、平和に生きていこうとする全同胞の熱望は、一層高まっている。

 南と北の宗教団体代表は、民族の前に築きあげられた現難局を打開し、和解と団結、平和と統一の新しい局面をきり開こうとする一念のもと、ピョンヤンで共同集会を開き、次のとおり明言する。

 私たちは、南北間の敵対と対決の状態を解消し、この地の平和を守っていくために率先して努力するだろう。

 これ以上、戦争を続けてはならない。

 南北間の対決の最も大きい被害者は、わが民族自身だ。

 私たちは、民族内部の反目と不信、緊張と対決をぬぐい去り、戦争の危険を除去し、恒久的で確固とした平和を保障するために積極的に努力するだろう。

 私たちは、歴史的な南北共同宣言を変わることなく支持・実践していくだろう。

 今日の対決局面を解消するための出口も、ほかでもない南北共同宣言を尊重して履行することにある。

 南北間のすべての問題を民族共同の意志と利益に一致するように、すべての民族の力と知恵を集め、自ら解いていかなければならない。

 私たちは、内外のすべての宗教家と各界の団結を、積極的に図っていくだろう。

 民族の大義の前には、有神論者と無神論者、階級と階層、南と北、海外が別々にあってはいけない。

 北側の宗教家協議会と南側の宗教家平和会議の対話と協力を強化するために、定例的な集まりを開き、すべての宗教家の団結を実現し、祖国統一のための運動を積極的に展開していくだろう。

 これを契機に各界の往来と接触、協力事業が活発になることを期待する。

 国の平和と自主統一のための民族史には、真の愛国の魂と心、熱い血と生命までためらいなくささげた有名無名の数多くの人々が記録されており、彼らが残した高貴な足跡はわが民族とともに永遠だろう。

 私たちは、この機会に内外の全同胞が民族の和解と団結、平和と統一のための全民族的隊列に、一つになって立ち上がることを熱烈に訴える。


 朝鮮仏教道連盟中央委員会    韓国天主教

 朝鮮キリスト教連盟中央委員会  韓国キリスト教教会協議会

 朝鮮カトリック教協会中央委員会 大韓仏教曹渓宗

 朝鮮天道教会中央指導委員会   円仏教

                 儒教成均館

                 天道教

                 韓国民族宗教協議会

 二〇一一年九月二十二日

 ピョンヤン


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