民族時報 第1209号(11.09.01)


【決議文】

八・一五光復節66周年在日韓国人集会決議文

 今日、私たちは光復節六十六周年を迎えた。日帝の侵略戦争と植民地統治から祖国と民族の解放をかちとったはずであった光復は、日帝に代わり登場した米国によって祖国分断と同族対決を強いられる苦難の歴史の始まりでもあった。私たちは真の解放と光復をもたらす民族自主と祖国統一を一日も早く実現しなければならない。

 李明博政権は自らが招いた民生破たん、対北強硬政策による南北関係の悪化、与党内での地盤沈下などにより、国民の支持を失い全面的な危機を迎えている。李政権はこの危機を克服し、さらには二〇一二年国政選挙を有利に進めるために現在、公安政局をつくり出して民主労働党をはじめ進歩陣営の弾圧に躍起となっている。また、現在の対北政策を維持しながら、南北関係をある程度「改善」することで、南北対決と戦争の危機に対する国民の批判から逃れようとしている。

 しかし、「民衆の力」に結集する進歩陣営は六月二十九日、ソウルで開いた「民生破たん李明博政権審判汎国民大会」で李政権に対する最終審判を宣布したのに続いて、八月十四、十五日にソウルで「光復六十六年―朝鮮半島平和のための八・一五自主統一大会」を開催し、来年の選挙政局を前に南北関係の改善と朝鮮半島の平和・統一を求めていくとともに、公安政局に対抗し進歩陣営の団結を図る決意を明らかにしている。進歩陣営はまた、民主労働党を中心に進歩政党の統合と野党の選挙連帯で二〇一二年政治決戦に臨む準備を着実に進めている。

 こうしたなか、七月二十二日にインドネシア・バリで南北の六者協議首席代表が会談し、二十八、二十九日にはニューヨークで朝米会談が一年七か月ぶりに実現し、六者協議の再開に向けて、いわゆる三段階プロセスがついに動き出した。六者協議の早期再開を求める米国の要求と南北対話を求める内外世論の前で、韓国政府としては応じざるをえなかったものだが、事実上、韓米の対北強硬政策は破たんした。朝鮮半島を巡る情勢は、祖国の平和と統一にとって有利な環境をつくりだせる方向へと動き出した。

 内外情勢の発展は私たち六・一五支持勢力を鼓舞・激励しており、私たちはこれを有利に生かしさらに発展させながら、二〇一二年政治決戦の勝利へとつなげていかなければならない。勝利をかち取る決意と確信のもと下記のとおり決議する。

 一、李明博政権は進歩勢力に対する公安弾圧をやめ、拘束者を即時釈放せよ。

 一、進歩陣営の反李明博闘争に連帯し、「統合と連帯」方針を全面的に支持しよう。

 一、六者協議など関係各国の対話を支持し、祖国の自主的平和統一の実現を促進しよう。

 一、広範な六・一五支持勢力の総結集で二〇一二年政治決戦に勝利しよう。

 二〇一一年八月十五日


[HOME] [MENU] [バックナンバー]