民族時報 第1195号(10.12.15)


【短信】

   おもな出来事

 韓米軍事演習を実施

 韓米合同軍事演習が11月28日から12月1日まで西海で実施された。規模は過去最大。米の空母ジョージ・ワシントンやイージス巡洋艦、イージス駆逐艦などが参加した。演習3日目の同30日には、大量破壊兵器(WMD)積載が疑われる船舶を封鎖、検査する訓練を実施した。韓米が演習を通して、WMD積載疑惑の船舶演習を行ったのは今回が初めて。また韓国軍合同参謀本部は1日、年内に韓米合同軍事演習を追加実施することを協議していると明らかにした。

 演習の中止求め声明

 西海での大規模な韓米軍事演習に先だって、韓国進歩連帯や4月革命会、民主労総など市民社会、労働団体は11月26日、声明「空母を動員した西海での韓米合同軍事演習を直ちに中止せよ」を発表した。声明では「私たち国民は、朝鮮半島問題に米国が介入することを望んでいない。何よりも軍事的危機が悪化する方向への介入は断固反対する」と指摘した。また同30日には、野党5党と市民社会団体の代表らがソウル市内で朝鮮半島の平和のための非常時局会議を開き、共同宣言文を発表した。

 汎民連が20周年宣言

 祖国統一汎民族連合(汎民連)南側本部は11月28日、ソウル市内で結成二十周年記念大会を開き、汎民連南側、北側、海外側本部による共同決議文を発表した。宣言では、6・15南北共同宣言の固守実践、南北関係改善のための対話と和解協力の推進、内外の統一愛国勢力の連帯と民族大団結、戦争策動の反対と平和守護、汎民連組織の拡大・強化を決議した。そのうえで、不屈の精神力と熱い愛国の熱情で自主統一の勝利を目指して力強く前進していくことを訴えた。大会には、韓国進歩連帯や民主労総、韓国青年連帯、四月革命会など市民社会団体の代表らが祝辞を伝えた。

 日米実動演習を実施

 日米共同統合実動演習が12月3日―10日まで日本周辺海空域で行われ、韓国軍がオブザーバー参加した。1986年から今年で10回目の日米実動演習に韓国軍が参加するのは今回が初めて。これに関連して、日韓民衆連帯全国ネットワークが12月1日、声明「今こそ朝鮮半島の準戦時状態に終止符を打ち恒久的平和体制へ−朝鮮半島の緊張を利用した米日韓三角軍事同盟の強化反対」を発表した。声明では「日本政府が朝鮮半島と東北アジアの緊張激化に加担するのではなく、朝鮮半島の和解と平和・統一、東アジアの平和構築に積極的に寄与する道を進むよう重ねて強く要求する」と指摘した。


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