民族時報 第1163号(09.07.15)


【記事4】林東源元長官を講師に

   三千里鐵道 6・15共同宣言9周年記念講演会

 朝鮮半島の鉄道の連結を平和と統一の象徴にしようと活動しているNPO法人三千里鐵道(都相太理事長)は六月二十八日、元韓国統一部長官で〇〇年六月の南北首脳会談の実務責任者だった林東源氏を招いて、「六・一五共同宣言九周年記念講演会」を名古屋市内で開催し、韓統連東海協議会の会員をはじめ在日同胞、日本の市民ら約二百人が参加した。

林氏は講演で、六・一五共同宣言が、平和と統一の道を明らかにして新たな民族共同体をつくり、自主的に統一できることを内外に明らかにした、と高く評価した。林氏は李明博政権の対北政策について、六・一五共同宣言を黙殺し、南北関係を核問題に従属させていると厳しく批判。圧力で北側を変えることはできず、和解・協力政策だけが関係改善の道だと述べた。

 林氏はオバマ政権の朝鮮半島政策がまだ固まっていないと指摘、朝鮮半島の核問題は朝米正常化を通して解決されると述べ、米国が圧力ではなく対話で解決すべきだと話した。また、北側の核・ミサイル開発を中止し、南北双方とも緊張を高める行為を停止すべきだと述べた。

 会場では六・一五共同宣言、十・四宣言の固守と履行を求める統一旗の寄せ書きも行われ、多くの人が署名した。


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