民族時報 第1160号(09.06.01)


【記事4】

    韓国良心囚支援で全国運動出発集会

 韓国良心囚を支援する会全国会議(全国会議)は五月二十二日、都内の文京区民センターで「韓国良心囚支援二〇〇九年全国運動出発集会」を開いた。集会では渡辺一夫代表が主催者あいさつで、「現在、李明博政権が独裁時代へと回帰する動きを強めている」とし、韓国ではいまだに「国家保安法が弾圧の根拠となっている」と指摘した。

 宋世一・韓統連副議長の連帯あいさつに続き、李政秀・韓統連中央本部組織次長が、李明博政権の弾圧実態と韓国の状況について報告した。

 李次長は、孫亨根・韓統連議長らが四月十八日、韓統連春期中央研修会のため韓国入国の際に、国家情報院の職員らによる「押収捜索令状」提示と、不当な捜索を受けた経緯を詳細に報告した。また、令状が「国家保安法違反嫌疑」となっており、「嫌疑内容のほとんどは、二〇〇〇年に発表された六・一五共同宣言以前の統一運動に関するものであった」と明らかにし、「五月七日には祖国統一汎民族連合(汎民連)南側本部に対して大々的な弾圧をおこない、李揆宰議長らを連行するなど、統一運動に対する弾圧を強めている」とし、民主化と統一に逆行する李明博政権を厳しく批判した。

 全国会議では、国家保安法の撤廃と韓国良心囚の釈放、元在日韓国人政治犯事件の真相究明と名誉回復を求める署名運動を、全国的に展開することにしている。集会に先立ち総会が開かれた。


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