民族時報 第1152号(09.02.01)


【トップ記事】韓統連新年会/南北対決と強権弾圧など李政権の政策是正させる

    団結と連帯を誓い固める

 李明博政権の反同胞的政策と、日本政府の誤った朝鮮半島政策に反対し、在日同胞社会の和合を実現していくことを明らかにしている在日韓国民主統一連合(韓統連、金政夫議長)は一月十七日、都内千代田区の学士会館で「二〇〇九年韓統連新年会」を開いた。新年会には会員、韓青、民主女性会、学生協のメンバーのほか在日同胞が多数参加した。また社会民主党の福島みずほ党首をはじめ、日本の政党、労組、市民団体の代表や各界人士、約二百五十人が参加し、平和と統一のために団結と連帯を強めて前進する決意を新たにした。

 韓青盟員による民族楽器のオープニングに続いて、金政夫議長があいさつに立った。金議長は「米国は北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)に対する敵視政策を共存政策へと舵(かじ)をきった。オバマ新政権は関係正常化のために積極的に踏み出すだろう」と指摘。そのうえで「祖国統一は迫っている。南北の体制を相互尊重し、『共存・共栄』するゆるやかな形態での統一は、民族的合意によって、統一を宣言することによって実現する」と語り、六・一五共同宣言による統一を強調した。金議長はさらに、「この統一は、体制統一に至る過渡的段階ではない。体制の統一を完成と見なす考えは、民族よりも体制を優位に考える体制統一論であり間違いだ。どんな体制も歴史のなかでは過渡的形態で、時代の進展とともに変化発展する」と述べ、「統一はゴールではなく、人類が理想とする自由で平等な社会、人権が保障された民主主義国家を朝鮮半島に実現するスタートだ。人は未来に対する確信があれば、困難を克服できる。統一によって、百年にわたる植民地と分断の歴史に終止符をうち、朝鮮半島と日本の正しい歴史を始めよう」と訴えた。

 六・一五共同宣言実践民族共同委員会の共同議長である郭東儀常任顧問の紹介の後、社会民主党の福島党首、祖国平和統一協会の李漢洙会長が祝辞を述べ、民主党国際局長の岩国哲人衆議院議員からのメッセージが紹介された。

 郭秀鎬副議長が乾杯の発声をした後、参加者らはなごやかに歓談した。参加者らによる替え歌の披露で雰囲気がたかまるなか、民主女性会の金知栄会長が会員らとともに今年の決意を述べた。続いて韓青の文世賢委員長が地方本部の委員長らと決意表明に立ち、「来年、韓青は結成五十周年を迎える。韓青結成は、韓統連運動の始発点だったといえる。半世紀にわたる運動の成果を固め、発展させる闘いと運動を展開していきたい」と述べ、統一の歌を律動をつけて力強く合唱した。

 孫亨根副議長は閉会あいさつで、李政権の民主と統一に逆行する動きを強く批判し、「韓統連は李政権の誤った政策に反対し、是正するために全力を傾ける」と述べ、団結と連帯を訴えた。


[HOME] [MENU] [バックナンバー]