民族時報 第1140号(08.07.15)


【短信】

    おもな出来事

 首席代表協議で合意

 10日から北京で開かれていた朝鮮半島非核化のための6者協議の首席代表会議は12日、議長国の中国が報道発表文(次項に要旨)を出して閉幕した。協議3日目の12日は北京の釣魚台迎賓館で首席代表会合とともに、各国の首席代表による2国間協議、核検証の具体策を話し合う非核化作業部会を開いた。米首席代表のヒル国務次官補は、テロ支援国家指定解除が発効する8月11日ごろまでの検証作業の開始を「期待しており、障害はないと思う」と述べた。拉致問題の進展がないことを理由に、北朝鮮へのエネルギー支援をしていない日本への批判があったことも明らかになった。

 報道発表文の内容要旨

 ①検証は6者の専門家で構成し、核施設への立ち入り検査などを行う②監視メカニズムを創設し6者首席代表で構成する③核施設の無能力化と経済・エネルギー支援は完全に並行して履行。米ロは重油支援を10月末までに中韓は重油以外の支援を8月末までに完了させる。日本は条件が整いしだい参加。北朝鮮は10月末までに寧辺の核施設の無能力化を完了させる④「北東アジアの平和と安全のための原則」についてさらに意見交換⑤適当な時期に北京で外相会合を開催する⑥第3段階の措置の履行について予備的な意見交換をした。

 南北の全面対話提案

 李明博大統領は11日、南北当局間の全面的な対話の再開を提案した。国会開会の所信表明演説で述べた。李大統領は、過去に合意した7・4共同声明(72年)、基本合意書(91年)、非核化共同宣言(92年)、6・15共同宣言(00年)、10・4宣言(07年)を、いかに履行していくかを北側と真剣に協議する用意があるとした。南北関係は互恵の精神に基づき、「宣言の時代」を超え「実践の時代」に向かうべきだと指摘。特定政権のレベルではなく、民族の将来といった観点から関係を築かねばならないと強調した。これまでの強硬路線の政策基調を修正する考えを示唆したものと受けとめられている。

 福島党首記念の集い

 福島みずほ・社会民主党党首の議員10周年を祝う集いが8日、同実行委員会の主催により、横浜市内のホテルで開かれ、関係者と支持者が多数参加した。福島党首は10年間の成果を振り返りながら「平和憲法を守り、自由・公平・平等を実現できるようさらに奮闘する」と決意を語った。14日には民主党結党10周年パーティが都内のホテルで開かれ、多くの参加者でにぎわった。いずれも、韓統連の宋世一事務総長が出席した。


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