民族時報 第1096号(06.08.15)


【トップ記事】第13回統一マダン東京 韓国からもゲスト参加 1500人がひとつに

    和解と統一、平和の歌声高く

 六・一五共同宣言発表六周年を記念し、「朝鮮半島の統一、民族の和解、平和なアジア、差別のない社会へ」のスローガンを掲げて七月三十日、第十三回統一マダン東京が都内荒川区の旧真土小学校で開かれた。会場には地域同胞や日本の市民ら約千五百人が参加した。主催は韓統連東京本部、韓青東京本部、在日韓国民主女性会、部落解放同盟荒川支部、東京水道労組などで構成する実行委員会。また、荒川区、荒川区国際交流協会、(財)荒川区地域振興公社(ACC)、六・一五共同宣言実践日本地域委員会が後援した。

 開会宣言の後、韓青東京本部、学生協のメンバーらが民族楽器を演奏しながら入場し、オープニングを飾った。実行委員会を代表して梁炳龍・韓統連東京本部代表委員があいさつし、「緊張状態が続く朝鮮半島情勢のなか、ひとたび朝鮮半島で火が吹けば、日本を含めた周辺各国も戦禍を免れることはできない」「今こそ対決ではなく対話を、圧力ではなく交渉を求めるべき」だとし、「対立の当事者である米国が北朝鮮と話し合い、緊張を緩和することが最も重要」と訴えた。また民団と総連の五・一七共同声明にふれながら、民団が白紙撤回を発表したとはいえ、「民族の統一への熱い思いがここまで歴史を前進させ、民族統一運動は代をついで引き継がれる」と強調した。

 舞台では、東京朝鮮第一初中級学校の生徒らによる民族舞踊が披露されたほか、日本国際テコンドー協会荒川道場のテコンドー演武、金美福舞踊研究所の韓国伝統舞踊、韓国民衆歌謡ノレの会の闘争歌など多彩な演目が発表された。また、韓青東京と姉妹血縁のソウル青年団体協議会の権ヒョンテ統一委員長とナラサラン青年会のチャン・ヨニ会長が訪日、統一マダン東京に参加して韓青東京のメンバーとともに合唱した。合唱に先がけてあいさつをした権統一委員長は、「現在の韓国は守旧勢力が力を増している状況だが、そうした状況を変える力は、わが民族同士の旗の下に南・北・海外同胞が団結して六・一五共同宣言を実践していくこと」にあるとし、「この統一マダンがそうした場になるだろう」と語った。そして、韓国の青年学生が六・一五共同宣言実践の先頭に立つと力強い決意を述べ、日本の平和勢力への連帯を表明した。

 会場には、生ビールやマッコルリ(朝鮮のにごり酒)、トッポッキ(韓国のもち炒め)やチヂミなどの韓国料理、タイ風さつま揚げや春雨サラダ、ゴーヤチャンプルに泡盛など、さまざまな出店が立ち並び、楽しい雰囲気のなか宝くじ大抽選大会なども行われた。

 メインはミュージシャン・朴保バンドによるコンサート。朴保さんはトークを交えながら、統一への熱い思いを熱唱し、会場の雰囲気は最高潮に達した。

 閉会あいさつの後、韓青のメンバーらが楽器を打ち鳴らして朴保バンドとセッションを行い、会場に集まった人たちと群舞を踊った。


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