民族時報 第1074号(05.09.01)


【トップ記事】6・15共同委員会 自主、平和、統一の声高らかに

    8・15民族大祝典盛大に開く

 

 自主的平和統一に向けた指標を指し示した六・一五共同宣言発表五周年、日帝からの植民地支配解放から六十周年を迎えて、「六・一五共同宣言実践のための南北海外共同行事準備委員会」(六・一五共同委員会 白楽晴、安京浩、郭東儀、文東煥共同委員長)は、十四日から十七日までソウルで「自主平和統一のための八・一五民族大祝典」(八・一五民族大祝典)を開いた。大会には、南側準備委員会の白楽晴常任代表を団長とする南側代表団と安京浩委員長を団長とする北側代表団、郭東儀、文東煥共同委員長を団長とする海外側代表団が参加した。海外は、日本、米国、ヨーロッパ、中国など七地域から約百五十人の代表が参加した。また、鄭東泳・統一部長官を団長とする南側当局代表団と、金己男・祖国平和統一委員会副委員長を団長とする北側当局代表団も参加した。大会期間中、民族大行進や統一サッカー競技、部門別交流行事や体育娯楽競技など多彩な行事が行われ、本行事の「八・一五民族大祝典」では、六・一五共同宣言のもとに全同胞が団結して自主的で平和的な祖国統一の実現を訴えた「七千万同胞に送るアピール」が採択された。(関連記事別掲、三面)

「アピール」「特別声明」採択

民族大行進

行進に先立って、北、海外、南の代表らが演説を行った後、白頭山と漢拏山で採火した聖火を海外代表に伝達する合火式が行われ、民族大行進がはじまった。

スタート場所から開幕式が行われるサンアムワールドカップ競技場までの沿道には、「わが民族同士」「祖国統一」などのスローガンを叫びながら統一旗を振って八・一五民族大祝典代表団を歓迎する市民らであふれていた。

開幕式・統一サッカー競技(男子)

行進後、代表団は競技場に入ってフィールドを行進した。競技場には多くの観衆が詰めかけ、統一旗を振りながら代表団を歓迎した。聖火がともされ、大型の統一旗が掲揚されると、南北海外の司会者が自主・平和・統一のための八・一五民族大祝典の開幕を力強く宣言した。

白楽晴・共同委員長の開幕あいさつに続き、北、海外、南の順で祝賀演説が行われた。

祝賀演説を行った鄭東泳統一部長官は「歴史はわれわれに強大国の犠牲となって涙を流す弱者ではなく、われわれの手で政治的運命を決定し、それを土台に平和と統一をなし遂げる、堂々たる自尊の国、自主の国、統一の国を建設することを要求している。本格的に分断と停戦状態を清算し、朝鮮半島の平和体制を確立する努力をはじめなければならない」と語った。

続いて男子の南北統一サッカー競技が行われた。

試合が始まると観客らは南北の区別なく「統一祖国!」「オー!統一コリア!」など力強い声援を送った。

試合は三対〇で南が勝ったが、南北の選手団は競技後、熱く抱擁して大きな統一旗をもってグランドを周り、観衆からは拍手が送られるなど、競技場の統一熱気は最高潮に達した。

本大会

十五日午前、ソウルの奨忠体育館で約二千人が参加するなか、本大会の「八・一五民族大会」が開かれた。

白楽晴共同委員長は「南と北の平和協力はどんな武器よりも外勢の干渉と覇権主義の挑戦からわれわれを守ってくれる力」であるとし、「半世紀の停戦状態を解消し、この地から平和の時代を開くために具体的努力をはじめよう」と強調した。

郭東儀共同委員長は「わが民族の真の光復は、分断の歴史を終わらせて南北が一つになる道以外にない」と強調した。(関連記事は三面)

祝賀演説に続いて南北海外の代表らが「七千万同胞に送るアピール文」を朗読し、場内は歓呼と拍手が鳴り響いた。(関連記事は別掲)

西大門刑務所参観・体育娯楽競技

本大会を終えて南北海外の代表団は西大門刑務所を訪れ、「日帝敗亡六十年に際しての特別声明」を発表し、@過去史わい曲中断A戦犯参拝中断および犠牲者と被害当事国に対する国家的賠償と補償B対北制裁の中断とピョンヤン宣言実践などを日本政府に求めた。

その後、奨忠体育館で体育娯楽競技が開かれた。

部門別行事

 十六日午前、労働、農民、女性、青年学生、政治、宗教、地域など、十の部門別交流行事が進行された。

慶煕大では約二千人が参加するなか、「八・一五南北海外青年学生連帯の集い」が開かれた。南北海外の演説に続いて「民族統一宣言」が共同で朗読された。その後祝賀公演を行い、歌、合唱、律動、プンムルなどが発表され、会場が一体となった雰囲気で集いは幕を閉じた。

また、韓国女性開発院で「八・一五南北海外女性連帯の集い」が開かれ、南北海外から約百人の女性が参加した。

大辞典編纂(さん)委員会報告会

 十六日午後、ソウルの白凡記念館で「キョレマル大辞典南北共同編纂事業報告会議」が開かれた。この会議は六・一五共同委員会が主催し、今年二月に結成された「キョレマル大辞典南北共同編纂委員会」が主管して開かれ、共同編纂委がこれまでさまざまな実務接触を通して確定した辞典編纂要項が発表された。

閉幕式・サッカー競技(女子)

京畿道の高陽総合運動場で閉幕式が開かれた。閉幕式では北、海外、南の順で演説が行われ、最後に安京浩委員長が閉幕あいさつを行った。統一旗が降ろされ、白頭山と漢拏で採火され合火された聖火が徐々に消えていった。

この後女子の南北統一サッカー競技が行われ、二対〇で北が勝利した。


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