民族時報 第1059号(05.03.11)


【トップ記事】南北海外共同準備委を結成/共同準備委員長に郭東儀氏ら4人を選出

    解放60周年の今年を自主統一の転機に

 六・一五共同宣言五周年と祖国光復六十周年の今年を自主統一の決定的な転機の年とするため南北、海外代表約二百人は四日、金剛山で「六・一五共同宣言実践のための南・北・海外共同行事準備委員会」(共同準備委)の結成式を開き、南側の白楽晴常任代表、北側の安京浩委員長、海外の郭東儀(韓統連常任顧問)、文東煥共同委員長ら四人を共同準備委の共同委員長に満場一致で選出し、正式に発足した。代表らは結成宣言文を通じて「わが民族の団結した力で自主と平和を守り、和合と統一の新しい歴史を創造しよう」と訴えた。翌五日には準備委第一回会議が開かれ「共同報道文」と「独島問題特別決議文」が採択された。準備委の発足は、分断以後初めて南北海外の同胞が民間次元の合法的な常設共同機構を発足させたもので、祖国の自主的平和統一に大きく寄与するとの期待が集まっている。(結成宣言文は別掲、関連記事は三面)

 南側の鄭鉉坤事務局長、北側のカン・ジヨン委員、海外の李政秀事務副局長(韓統連宣伝次長)の共同司会で始まった結成式は、アリランの演奏に続いて南北、海外準備委員会の経過報告が行われた。北側のリ・チュンボク副委員長は「昨年十二月二十日に共和国政党・団体合同会議を開いてすべての政党・団体が幅広く網羅された北側準備委員会を結成した」と述べた。南側の趙誠宇共同代表は「一月三十一日に白楽晴常任代表を中心に南側準備委員会を結成することで二〇〇五年を自主統一の転換的局面にするための第一歩を踏み出した」と報告した。海外側の金守埴共同副委員長は海外七地域の結成経過を明らかにし、「三月一日に中国の瀋陽で海外側準備委が結成、誕生したことを全世界に誇らしく宣布した」と明らかにした。

 続いて南北、海外の代表らは共同準備委の委員長推戴を行い、南側の白楽晴常任代表、北側の安京浩委員長、海外の郭東儀、文東煥共同委員長ら四人を共同準備委の共同委員長に満場一致で選出した。

 郭委員長はあいさつで「祖国での戦争の危機が日増しに高まっている厳重な状況は平和を守るための運動を民族挙げて展開することを切実に要求している」と指摘し、民族共助で「祖国統一の大門を開くためすべての努力をつくそう」と訴えた。

 安委員長は六・一五と八・一五に開かれる民族共同行事について「単なる慶祝行事ではない」と指摘し、「共同行事を準備していく過程を通じて統一に向けた北と南、海外の各界各層の同胞の愛国の熱い心と声、力と知恵をひとつにしていくことになる」と述べた。

 白委員長は「共同準備委員会の発足によって民間交流が外部の情勢変化によって中断されないとの約束を同胞にできるようになった」と述べ、「準備委員会を通じて交流は拡がり、相互の信頼も深くなる」と指摘し、「準備委員会は五千年続いてきた自主的伝統の息づかいを受けてわが民族の統一の歴史に大事業をなし遂げることを信じて疑わない」と明らかにした。

 南北、海外代表は結成宣言文で、「共同準備委員会は六・一五共同宣言に基づいて国の自主的平和統一をなし遂げるために、分裂以後初めて南と北、海外の各階層、政党、団体、人士を最も幅広く網羅して結成された常設的な全民族的統一運動連帯機構だ」と明らかにし、「今年を自主統一の転換的局面を開く年」とし、「わが民族の団結した力で自主と平和を守り、団結と統一の新たな歴史を創造しよう」と訴え、結成式を成功裏に終えた。

 南北、海外代表らは五日、共同準備委第一回会議を開いて「共同報道文」と、日本の独島領有権主張は「わが民族の領土主権を侵害する侵略的な動き」とする「独島問題に関する特別決議文」を採択し、発表した。


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