民族時報 第1058号(05.03.01)


【トップ記事】新たな跳躍実現しよう/在日同胞政策特別委員会を設置

    韓統連中央委、「わが民族同士」で統一元年に

 在日韓国民主統一連合(韓統連、金政夫議長)は二月二十日、東京・文京区民センターで第十期第一回中央委員会を開いた。各地から参加した中央委員らは真しで熱気あふれる討論を通じて、@六・一五共同宣言を実践し、自主統一元年を輝かせようAブッシュ政権の戦争策動に反対し、朝鮮半島の平和を実現しようB日本の軍国化に反対し、朝鮮半島と日本の正しい関係を築こうC国家保安法を全面廃止し、民衆生存権闘争を支持しようD在日同胞社会の和合を進めようE組織を強化しよう――の六項目の運動方針を採択した。また、「在日同胞政策特別委員会」(孫亨根委員長)の設置も承認され、九月に政策原案を発表することを確認した。

 中央委員会議長には郭秀鎬、郭元基副議長が選出され、中央委員会の成立を宣言した。

 郭東儀常任顧問はあいさつで、昨年二月の代議員大会以来、盧武鉉大統領への弾劾政局と総選挙の勝利、米国の戦争策動など激動の一年を回顧しながら、「金政夫議長のもとに固く団結して攻勢的に情勢に立ち向かい、故国訪問事業を大成功させて名誉回復をかちとるるなど、自主・民主・統一を前進させ韓統連運動を発展させた」と評価した。さらに郭常任顧問は「今年を自主統一元年にするため韓統連が主導的な役割を果たす覚悟を固めよう」と訴えた。

 金政夫議長はこの一年間を「現執行部に与えられた使命を果たすための準備期間だった」と述べながら、「今年は新たな跳躍を果たす一年としなければならない」と強調し、「郭常任顧問を先頭に今年を自主統一元年として輝かすために、在日同胞社会の三十八度線をなくすために努力しよう」と訴えた。

 議案審議に入り、@反戦平和A統一運動B民主化運動C韓統連名誉回復、自由往来D在日同胞権益擁護E国際連帯F組織強化など各事業の総括報告が行われた。中央委員から故国訪問事業の成果と同胞和合事業の進展を高く評価する意見が出され、拍手で報告を採択した。

 六項目の運動方針について、中央委員らはブッシュ政権の対北敵視政策が朝鮮半島の平和と統一にとって最大の障害になっていることを再認識しながら、韓統連が六・一五共同宣言を実践していく南北、海外同胞の民族大団結運動で積極的な役割を発揮していくことを確認した。また、在日同胞和合事業を統一運動と結合させて一層積極的に展開していくことも強調された。さらに中央本部から提起された「在日同胞政策特別委員会」の設置に関しても活発な討論が行われた。討論を通して、在日同胞問題は祖国の分断と、正しい過去清算がなされていない祖国と日本の関係に起因するとの観点から、歴史的で現実的な政策提案をまとめていくことが確認された。

 金議長はまとめで「ブッシュ政権の戦争政策を破たんさせることが当面する緊急の課題であり、その力の源泉は民族大団結と和合にある」と強く訴えた。中央委員は運動方針を満場一致で採択した。

 方針の採択を受けて金素瑛・学生協会長、金知栄・民主女性会会長、文世賢・韓青中央本部委員長、安昌浩・韓統連東海本部事務局長が決意表明を行った。

 中央委員会後、参加者らは「団結の集い」を開き今年の運動への決意を新たにした。


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