民族時報 第1046号(04.10.01)


【記事3】輸入開放政策に抗議、全国一斉15000坪で

    農民がコメ収穫放棄闘争

 韓国政府のコメ開放政策に抗議して、秋穀米のかり入れを前に農民らが九月二十二日、各地で一斉に稲田のすき返し行動を行った。

 この日の農民らのコメ収穫放棄行動は京畿道をはじめ江原、慶南、慶北、全北、全南などで一斉に行われ、稲田のすき返し面積は約一万五千坪以上になった。

 全国農民会総連盟(文キョンシク議長)の農民ら約五十人はこの日、京畿道里川市内の稲田で記者会見した。文議長は「コメは主権であり、生命であるために、農民らは討論と国民投票の要求やデモを通して農民の声を主張したが、きょう、このようにコメをすき返さざるをえない状況に至った」とし、「コメ以外の穀物自給率が五%で、コメを含めた穀物自給率が二四%なのに、コメまで開放することになれば、わが国の穀物自給率一〇%代に陥るだろう」と警告した。そのうえで、文議長は「健康な食とわが国の安保を守り、主権を守るコメ開放阻止闘争に、国民の皆さんも参加してほしい」と訴えた。

参加者らは記者会見文を発表し、@コメ開放賛否国民投票の決定A食料自給率の目標値の法制化Bコメ買い取り制の廃止、農地縮小などコメ開放を前提にした農政の中断――などを求めた。


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