民族時報 第1046号(04.10.01)


【記事2】

    韓統連大阪セミナー、「6者協議を深層分析」

 韓統連大阪本部(李鐵代表委員)は九月十九日、大阪市内の東成会館で「深層分析―六者協議の現状と展望」をテーマに「第三回韓統連セミナー」を開き、会員と地域同胞、日本人らが参加した。

 李鐵代表委員は主催者あいさつで「これまで三回の六者協議が行われたが、朝米の溝は埋まらず暗礁に乗り上げた状況が続いている」と述べ、「これは六十年に及ぶ米国の対北敵視政策によるものだ」と指摘した。

 続いて朴一・大阪市立大学教授の講演が行われた。朴教授は「米国は確証のない北朝鮮情報を世界にタレ流している」と指摘し、「それを何の問題意識もなく受け入れているのが小泉政権であり、日本のマスコミだ」と米日を批判した。

 六者協議に関して、朴教授は「朝鮮半島の核問題をめぐる官僚レベルの協議の場であり、最終決定は朝米首脳級の会談で決まる」とする一方、「十一月の米大統領選挙でブッシュ大統領が再選したら、北朝鮮に対する経済制裁の強化など朝米関係は最悪の状態になる危険性がある」と述べ、「世界各国は北朝鮮に軍事緊張を与えず、経済協力など平和的方法で接近することが地域の平和と安定につながる」と主張した。

 講演後、参加者から質問と意見が出され、活発な討論が行われた。


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