民族時報 第1046号(04.10.01)


【トップ記事】対策委主催、東京・大阪で/名誉回復の実現へ

    韓統連故国訪問事業、成功を願う集い開く

  韓統連の名誉回復と韓国への無条件自由往来のための対策委員会(対策委員会、吉松繁共同代表ら)は東京(九月二十三日)と大阪(同二十六日)で、韓統連故国訪問団員と韓統連、韓青、民主女性会、学生協の会員、日本人らが参加して「韓統連故国訪問事業の成功を願う韓日民衆連帯の集い」を開き、今回の訪問事業の意義と内容などについて共有し、成功に向けて全力をつくすることを確認した。また韓統連兵庫本部も二十六日、会員と日本人らが参加して「故国訪問団壮行会」を開き、代表団を激励した。

 東京の集いは豊島勤労福祉会館で開かれ、金政夫議長が韓統連を代表してあいさつした。金議長は「韓統連代表二十九人が臨時旅券をもって参加した昨年の海外民主人士故郷訪問事業が、今年は大韓民国の正式旅券をもった代表百五十人の『韓統連故国訪問事業』へと発展した。国内とわれわれの自主・民主・統一運動の成果だ」と指摘し、韓統連の名誉回復と韓国への自由往来が、今回の事業で名実ともに実現することを強調した。金議長はまた、「分断と人権弾圧の悪法である国家保安法廃止が国内政局の最大の焦点となっているなかで、それと正面から闘ってきたわが代表団が故国を訪問する政治的意義は大きい」と述べた。金議長はとくに「六〇年四月革命の熱気を受けて大韓青年団を在日韓国青年同盟(韓青)へと改編した韓青初代委員長の郭東儀常任顧問と約六十人の韓青盟員が水踰里の革命墓地を参拝する歴史的な意義」に言及し、光州国立墓地参拝とともに、故国訪問事業が韓統連の闘いを国内同胞とともに再確認する事業だと明らかにした。

 集いでは宮崎繁樹・対策委顧問(元明治大学総長)のメッセージ紹介に続いて、吉岡徳治・顧問(全港湾顧問)が「韓国の民主促進と民族統一、日韓民衆の友好促進のために成功を祈る」と激励した。

 続いて郭東儀・韓統連常任顧問があいさつに立った。郭顧問は昨年、病気のために故国訪問を断念したことにふれながら、「来年は六・一五共同宣言五周年、光復六十年、分断六十年、日帝侵略百年の年であり、南北・海外同胞が統一元年にしようと約束した年」だと述べ、「来年を解放と統一元年として迎えるために、保安法を廃止させるなど今年の闘いは重要であり、自分の役割を果たしたい」と故国訪問事業参加への熱い決意を明らかにした。

 集いでは、宋世一・韓統連事務総長が訪問事業の経過報告と代表団の紹介が行われ、国内歓迎委員会からのビデオメッセージが紹介された。その後、韓統連、韓青、女性会、学生協の故国訪問団員からの決意表明があり、日韓ネット共同代表の渡辺健樹氏、韓国良心囚支援全国会議代表の渡辺一夫氏から激励あいさつを受けた。

 大阪の集いは北区の山西福祉記念館で開かれ、対策委員会の中北龍太郎弁護士が主催者あいさつをした。韓統連中央本部の宋世一事務総長が情勢と経過報告をしたあと、李鐵・韓統連大阪本部代表委員が故国訪問団を代表してあいさつをした。

 韓統連兵庫本部の壮行会は神戸市勤労会館で行われ、韓統連中央本部の朴南仁・組織局長が記念講演をした。

 韓統連東海本部の壮行会は十月三日に開かれる。


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