民族時報 第1042号(04.08.11)


【短信】

    おもな出来事

 中国、高句麗史わい曲

 中国が古代史をわい曲しようとしていることに対して、内外から厳しい批判があがっている。 朝鮮半島北部から中国東北部にかけて栄えた古代国家の高句麗(B・C37―A・D.668)に関する記述を、中国が外務省ホームページの韓国紹介欄から削除したからだ。中国は高句麗を「中国の地方政権」だとする姿勢で終始し、韓国政府は高官を北京に送って六日、中国当局に抗議した。ピョンヤンを都にして栄えた高句麗に対して、あまりに無理な主張をする中国に対して、韓国側の警戒感が高まっている。これに関連してウリ党の千正培院内代表は三日、日本記者クラブとの懇談会で「南北が対話を通じて公論を結集する方法を模索できる問題だ」とし、南北の共同対応の必要性に言及した。

歴史清算、国民支持

  与野党間で「親日真相究明法」の改正問題をめぐる議論が広がっているなか、政府・与党の過去歴史清算への努力について、国民の大半が肯定的な評価を下していることがわかった。KSOI(韓国社会世論研究所)が七月二十七日、全国の成人男女七百人を対象にアンケート調査を行ったところ、親日究明など過去歴史の清算について、回答者の六一・四%が「誤った歴史を正すものとして継続されるべき」と回答した。

五輪を南北で生放送

 アテネ五輪の生放送がピョンヤンでも見られる。今回の大会は韓国の支援で生中継が実現することになった。韓国政府関係者が九日、明らかにした。まず、 韓国のテレビ局がアテネで収録した開会式や韓国・北朝鮮選手の活躍の様子をソウルに送信し、それをインド洋上空の放送衛星を通じてピョンヤンへ送るという。衛星使用料(総額三億、四億ウォン)は、韓国政府の予算や南北交流のための基金で負担する。アテネ五輪では前回シドニー大会に続き、開閉会式での南北同時行進が行われる。

日本人名義の国有地

 解放五十九周年の今日まで、国有地のうち朝鮮総督府など日本人名義になっている土地と法人名義の土地がソウル市内の汝矣島の面積の十一倍に達することがわかった。また、国有地として登記されていながら、管理庁が指定されていなかったり、所有者が不明の財産まで合わせると、ほぼソウル市に匹敵する面積の国有地が不適切に管理されているとも調査された。「ともにする市民行動」は九日、記者会見を開いて、最近国有地管理の主務部処である財政経済部からの情報公開請求を通じて入手した国有地管理実態資料を分析した結果を、このように公開した。  


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