民族時報 第1038号(04.06.21)


【トップ記事】仁川で6・15民族大会開く

    解放60周年の来年を祖国統一の元年に ウリ民族大会で宣言

南側一千百二十三人、北側百三人、韓統連五人など海外五十七人の総一千二百八十三人、仁川市民ら数万人が参加、「民族大団結宣言」発表

一般市民参加、海外代表参加、地方開催など「初めてづくし」

 

南・北・海外の代表約一千三百人は十四日から十七日まで韓国の仁川で「六・一五共同宣言発表四周年わが民族大会」を開いて、「六・一五共同宣言発表の五周年であり祖国解放六十年の二○○五年を祖国統一の元年にしよう」との「民族大団結宣言」を発表し、自主的平和統一の歩みをさらに速めた。共同宣言の発表を記念して二○○一年から南北で交互に開かれている「六・一五共同行事」は、今年初めて仁川市が組織委員会に参加し、一般市民も参加するなど「開かれた大会」となった。海外代表が南で開かれた統一大会に公式参加するのも初めてで、韓統連は五人の代表を派遣した。

 「わが民族大会」に参加したのは南側一千百二十三人、北側百三人、海外五十七人で、日本からは韓統連のほか民団、総連、三千里鐵道、在日コリアン青年連合の代表が参加した。

 一日目の十四日、代表団は仁川市庁ホールで開かれた市主催の歓迎晩さん会に参席した。安サンス仁川市長は歓迎辞を通して「平和を愛する二百六十万仁川市民とともに心から歓迎する」と述べた。答辞を行った北側のチョン・チゴン金日成総合大学学部長は「六・一五共同宣言が開いてくれた民族自主統一の道を統一使節団として参加した」と述べた。海外を代表してあいさつした朴性祐・民団平和統一推進委員長は「常に会って話しをすれば互いの気持ちがわかり、信頼を重ねて統一も達成できる」と語った。

 わが民族大会の開幕式は二日目の十五日午前、仁川文鶴競技場補助競技場で南・北・海外代表約一千三百人が参加して開かれた。

 統一旗の入場と掲揚に続いて、南・北・海外の代表があいさつした。北側の金ジョンホ代表団長は「われらすべてがわが民族同士の旗を高く掲げ、他人の目を気にせず、全民族の団結した力で自主、平和統一の道を進もう」と述べた。南側の常任大会長の崔キサン主教は「四年間に六・一五共同宣言が切り拓いた民族大団結の努力は、われわれを取り巻く環境を変えている」とし、さらなる団結を強調した。海外を代表して李ヘンウ自主民主統一米国連合議長は「六・一五共同宣言を実践する道は階級や老若男女、居住地域を越えた民族大団結の道」だとあいさつした。

 大会参加者は「わが民族同士の力を合わせ、自主と平和統一を実現するための全同胞の意志を込めて、第一に全同胞は六・一五共同宣言の基本精神である民族自主の原則に基づいて団結し、第二に統一のための道で理念と制度を乗り越えて団結し、第三に民族の生存を守り祖国の平和を実現する道で団結する」との「民族大団結宣言」を発表、採択した。

 開幕式を終えた参加者は体育娯楽競技で楽しい時間を過ごした。

 同日夜には約二万人の仁川市民も参加して、SK野球場で「わが民族自慢 南北芸術公演」を開き、民謡や童謡、統一の歌で心を通い合わせた。公演を終えた代表団は、文鶴競技場コンベンションセンターで仁川市民代表らとともに晩さん会を開き、李鍾活・総連平和統一協会会長が開会のあいさつをした。

 三日目の十六日、南・北・海外代表と一般市民一千人が参加して「六・一五マラソン大会」を行い、民族大会の閉幕式を行った。

 この日の夜、南・北・海外代表六百人は仁川文鶴競技場コンベンションセンターで歓送晩さん会を行った。南側の尹ジェチョル民族和解汎国民協議会常任議長と北側の張クムスク朝鮮女性協会中央委員の再会を約すあいさつとともに、海外を代表して崔哲教韓統連中央委員が「祖国解放六十年になる来年を統一元年にしよう」と、団結と感謝の言葉を述べた。

 一方、統一連帯は十五日、仁川市内の富川駅前広場で五百人の労働者や市民が参加して「六・一五共同宣言四周年記念民族自主決議大会」を開き、「民族自主決議文」を採択した。


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