民族時報 第1026号(04.01.21)


【記事3】同意案を採決できず

    韓国・チリFTA批准阻止で院内外闘争

 韓国国会は八日、本会議で韓・チリ自由貿易協定(FTA)批准同意案を採決する予定だったが、農村選出議員らが壇上を占拠して採決を阻止したため、採決できずに終了した。採決は二月九日の臨時国会に引き延ばされた。

 農村選出の朴?太、李揆澤、金玉斗議員ら与野党議員約四十人はこの日、朴寛用議長が同意案の採決に入ろうとしたところ、これに反対して壇上に一斉に駆け寄って占拠するとともに、採決を阻止した。

 この日、国会前でも各地から結集した農民ら約三千人が「韓・チリFTA国会批准反対集会」を開いた後、国会に向けて行進しようとして、戦警隊と激しく衝突した。

 四月の総選挙を前に、票を意識して農村選出議員らが今後も、一層強い反対行動に出ることが予想されることから、二月九日に採決されるかどうかは不透明だ。

 昨年十二月二十九、三十日の両日にも、全国農民会総連盟など九つの農民団体でつくる全国農民連帯が「韓・チリFTA国会批准阻止農民大会」を開き、国会に向かおうとした約三千人の農民らが戦警隊と激しく衝突した。この両日、国会本会議で同意案を通過させようとしたが、農村選出議員らの反発で採決できなかった。


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